番組大福帳

７月１１日（火）　神田昭一

　７月に入り、今年初めての“真夏日”を記録。ようやく夏らしくなりましたね。でも、北海道らしいカラッとした暑さというよりは、蒸し暑い日が続いています。これからの時期、運動や外での作業をする時に気をつけなければいけないのが「熱中症」です。「熱中症」は、ギラギラと太陽が照りつけている時だけに気を付ければいいと思いがちですが、室内も同様に。また、気温が高いときだけでなく“湿度が高いとき”にも起こりやすいんです。対策としては、こまめに水分補給したり、屋外だと帽子をかぶったりすることです。
　連日のワールドカップ中継に触発され、先週末にフットサルをしてきました。体育館の中だったんですが“当日は蒸し暑く”、案の定、すぐにバテて、フラフラに。幸い熱中症にはなりませんでしたが、身をもって「水分補給は、ちゃんとしなければいけないな。」と感じました。サッカーの試合を見ていても、プレーがとまるとすぐに水を飲んでいますよね。今後の予報によると、ギラギラと太陽が照りつける日は少ないようですが、“気温は高め、湿度が高い日”が続きそうです。これから夏本番を迎えますが、運動や（特に外での）作業をするときは気をつけましょう。

７月１０日（月）　安藤こず恵

　原油価格の高騰で、和菓子が値上がりするかも！！嘘のような話ですが、これ、本当らしいです。砂糖の原料「サトウキビ」が不足し、砂糖が値上がりしているのです。なんでもブラジルでは、高騰するガソリンの代替品として、サトウキビから作るエタノールが使われているそうです。ですから、多くのサトウキビがエタノールの原料とされ、砂糖の生産量はガタ落ち。和菓子は砂糖を多く使用するため、値上げをしなければ経営が難しいという和菓子屋さんが増えているのです。
　「平成のオイルショック」と言ってもいいかもしれません。灯油・ガソリン以外のものにも、原油価格高騰の影響が広がってきました。クリーニングや銭湯だけではありません。コーヒー、チーズ、ハム、かまぼこなどの食品まで値上がり。ある食品メーカーでは、９月から冷凍食品を１０％値上げすることを決めたのだとか。原油とは直接関係のない食品が、どうして値上がりしてしまうのでしょう？答えは簡単でした。輸送のためのガソリン代に加え、包装紙の原料に原油が使われているため、コストアップは免れないのです。ということは、今後すべてのものに値上がりの可能性があるとも言えるわけで…。お、おそろしい…。
　「暖房器具のいらない季節になったから」と、ホッとしている場合ではありませんね。原油価格高騰の波は、様々な所から私たちの生活に押し寄せてきています。防衛策は「節約」しかありません。車はあまり使わない。コーヒーは一日一杯。食事の量は少なめに。三時のおやつはガマン！なんだか、侘しくなってきました…。

７月７日（金）　山田佳晴（報道デスク）

　「ナカタヒデトシ」とは何か？
　グローバル・スタンダード。世界標準。
　別な言い方をすると、「世界の常識」という気がする。
　孤高？
　それは日本代表の中での話だろう。そのクールさで、人間関係で溝があったかもしれない。でも、同じレベルかそれ以上の技術やマインドがあるタレントたちの集団だったら、そんな形容詞がつくことはないはずだ。
　「孤高」の前提は、チームメートより「上」であることだろう。実際、日本を離れたときの彼が「孤高」かというと、そうではない。
　海外での彼は、ときに日本のメディアに答えない。もちろん、試合前、共同インタビューの場に出てくることはあるが、試合後、個別の取材はシャットアウトだったりする。日本人では一部のジャーナリストが取材できるだけだ。
　一方で、海外のメディアに囲まれることはたびたびだ。わたしも何度かその場にいた。なぜ、日本のメディアには答えないのか。疑問だった。
　日本の報道のあり方に不信感があるのかもしれない。その理由はわからないが、今回のワールドカップでのメディア（とくにＴＶ）のバカ騒ぎを見るにつけ、「世界の常識」のカタマリみたいな男が、ふだんから日本のメディアに迎合することは逆に想像しにくい。
　ワールドカップに対して厳しく臨むことは、「世界の常識」だ。だが、サムライ・ブルーの選手たちの多くに、その「常識」があったかというと大きな「？」がつく。
　サポーターもそう。準々決勝で敗れたブラジル代表に国民が浴びせた罵声はあまりにも厳しかった。一方、日本の若者のほとんどは、「お疲れ様」「夢をありがとう」などとＴＶのインタビューに答えていた。
　ＴＶの側が、そういう「ぬるま湯発言」をあえて選んで編集しているのかもしれない。ＴＶもサポーターも、日本の社会全体が「ぬるま湯」である。
　「ナカタヒデトシ」という存在は、島国に住むわたしたちに、あまりにも多くのことを語ってくれている。

７月６日（木）　遠藤雅也

　ある調査によりますと、４００cc以上のバイクに乗るライダーの４割近くが５０代だそうです。へえ～、チョイ悪オヤジがバイクの世界にも増殖中なんですかね。やるもんですな、オジサンたち。気持ちはよ～く理解できます。４１歳の私にとっても、バイクは憧憬を伴う風景の中にありました。少年の頃に「７５０（ナナハン）ライダー」や「ワイルド７」といった漫画を夢中になって読みふけりましたし、テレビから流れる「仮面ライダー」や「人造人間キカイダー」の活躍に熱く燃えた記憶は、消えることがありません。ともにバイクが必需品の番組ですが、特にキカイダーのサイドカーに「乗りてえ！！！」と友と叫び合ったものです。
　やがて高校生になりバイクに手が届く年齢になっても、校則でダメ。当然、校則を破る度胸（？）無し。大学では万年金欠で、バイク買うお金があれば、「電気水道ガス電話代を払うぜ！」的生活だったし、そんなこんなで社会に出たら、なんだか毎日忙しくて・・・でも、心の奥の奥の底には、颯爽と山道でバイクを駆る自分の姿があった・・・なんてオジサンが多いのかもしれませんね。で、金銭にも時間にも余裕を持つ中年が、ついに念願のバイクを買う・・・格好良いですなあ。
　ある種の「大人買い」かもしれません。子供の頃にできなかった夢を、大人になって一気に、スケールアップさせて、実現する・・・わかりますとも。だから、私はハンバーガーショップでは、必要以上に注文してしまうのですよ。常に大満腹ですとも。高校時代はハンバーガー１個買うが関の山でしたから、リベンジですかね。江戸の仇は長崎で、ですか。うーむ、バイクを買う中年と、ハンバーガーで満腹になる中年か・・・。

７月５日（水）　安藤こず恵

　長～いお休みから帰ってまいりました。ゴルフ中継による番組休止も重なり、私の夏休みは、
１１連休！社会人になってから最長の休暇です。休みに入る前はひんやりと肌寒かった早朝も、久しぶりに早起きをした今朝は、生ぬる～い空気。私がダラダラと朝寝坊生活を送っている間に、季節はすっかり夏に突入した感じです。
　暑い夏。肌が痛くなるほどの寒い冬を乗り越えてきた道民にとっては、待ち遠しい季節です。でも、今の私は、夏の到来を素直に喜べないでいます。薄着が怖いのです…。この大福帳で、繰り返し繰り返し「夏までにダイエット！」と叫んでいた私ですが、気温の上昇とともに、体重まで上昇してしまったのです。
　お休み中、東北を旅してきました。炭水化物王国・東北！（←炭水化物系の名産品が多いため、私が勝手に名付けました）太らないわけがありません。煎餅をパキパキ折って鍋の中に入れる、青森の「せんべい汁」。秋田では、おなじみの「きりたんぽ」と「稲庭うどん」。Ｂ級グルメといわれている「横手やきそば」に、男鹿半島名物「石焼料理」（ぶつ切りの魚とだし汁を入れた樽の中に、1,000度近くまで熱した石を入れます。だし汁は一瞬にして沸騰！豪快な料理です）。岩手の「盛岡冷麺」に、ジャージャー麺を日本人向けの味にしたという「じゃじゃ麺」（太めの平麺に肉味噌を絡めていただきます。美味！）。仙台の「牛タン」（もちろん麦とろ飯と一緒に！）。ぜ～んぶ美味しくいただいて参りました！旅行中にダイエットは禁物と、立ち寄った温泉では体重計に乗らなかった私。チェックしておくべきだった…。

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