「大麦畑でつかまえて」が、平成18年度文化庁芸術祭テレビ部門ドラマの部において優秀賞を受賞しました。04年放送の「六月のさくら」、そして05年放送の「うみのほたる」に続いて3年連続、通算4度目となります。さらに地方の民放テレビ局が3年連続で優秀賞を受賞するのは極めて異例のこと。今回の受賞にあたって四宮康雅プロデューサーは、「作品性と芸術性の両方で認めてもらえたものと、スタッフ一同心から嬉しく誇りに思います」とコメントしています。芸術祭賞の贈呈式は来年1月11日（木）に大阪で執り行われます。

皆様から多数のご好評の声をいただきまして、10月21日（土）午前10時50分〜11時45分に「大麦畑でつかまえて」のHTBでの再放送が決定しました。前回、惜しくもご覧になれなかった方はもちろん、もう一度じっくり見たい！という方も、どうぞご家族そろってゆっくりご覧いただければと思います。 また、この再放送を持って平成18年度文化庁芸術祭への参加が決定しました。昨年の「うみのほたる」は審査の結果、優秀賞に輝いています。今年の贈賞については12月に発表予定です。

APK通信をご覧の皆さま、これまで拙い文章を読んでくださってありがとうございました。
書きたいエピソードは山ほどあるのですが、あとは放送をお楽しみ下さい。放送後にAPK通信を振り返ってニヤッと笑って頂けると私APKの狙い通りです。青森エリアではきょう9月1日（金）、そして、我が北海道エリアをはじめ、岩手、新潟、熊本エリアはあす9月2日（土）いよいよ放送です！そのほかのエリアの皆様も楽しみにしていてください。テレビの向こうの皆様にどんな形で届くのか、緊張でドキドキです。でも、キャスト、スタッフ一同、最後の仕上げに至るまで心を込めてつくったドラマです。上富良野の大自然と家族の物語です。ぜひご期待下さい！！

「用意、スタァーッ！」ホップ畑に大きな声が響きます。「カァットォウ〜！」大麦畑に大きな声が響きます。CFディレクターの手塚を演じている森崎博之さんはとにかく声がでかい。手塚は「BIG HEAD FILM」という会社のディレクターという設定ですが、スタッフからは「BIG VOICE FILM」の方が良かったのではという声もあがるくらいでした。時には多田監督の「カット！」の声を聞く前に森崎さんの「カァットォウ〜！」を聞いて、そのシーンが終わったと思ったくらいです。実際、大滝秀治さんは撮影が半ばに差し掛かるまで森崎さんのことをホンモノのディレクターだと思っていたようです。