北海道テレビ:HTB online 医TV

2017年07月26日20時27分

著者名:HTB医pedia編集部

ピロリ菌の感染などで発症~胃がんの診断と治療~

  

「胃がん」は、喫煙や塩分の多い食生活、「ピロリ菌」の感染などが原因で発症します。
「胃がん」は近来、健康診断や人間ドックなど、内視鏡検査の充実により、早期発見率が高くなり、死亡者数の減少につながる一方で、「胃がん」の原因として「ピロリ菌」の感染も特定され、日本人の60歳以上の約60~70%がピロリ菌に感染していることから、「胃がん」の発症リスクは依然高い傾向にあります。

「胃がん」の治療はがんの切除が基本で、早期がんであれば「内視鏡」による切除、進行がんであれば、腹部に開けた穴より挿入する「腹腔鏡」による切除を第一選択に検討しますが、リンパ節等への転移のある進行がんに対しては、「腹腔鏡」によるがん切除と共に、抗がん剤や分子標的治療薬による「化学療法」、「放射線治療」を組み合わせて行い、治療成績の向上につながっています。

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