北海道テレビ:HTB online 医TV

2017年07月27日19時18分

著者名:HTB医pedia編集部

インフルエンザ ~迅速かつ確実な診断の重要性~

  

インフルエンザはせきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染します。ウイルスの潜伏期間を経て、高熱などの症状が起こりますが、これまでのインフルエンザの迅速診断では、高熱直後に鼻の粘膜から採取した検体では、ウイルス量が少なく判定ができませんでした。インフルエンザと特定できれば、抗インフルエンザ薬を処方でき、症状を軽快できるのにも関わらず、確定診断ができないがゆえに苦しい時間を過ごさなければなかったのです。
新しい迅速診断装置により、ウイルスの数が一定量なくても、いち早く確定診断ができることで、多くのインフルエンザの患者さんが苦しい時間を過ごすことがなくなり、二次感染、三次感染の予防につながることができるようになりました。

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