北海道テレビ:HTB online 医TV

2017年07月27日19時22分

著者名:HTB医pedia編集部

血液でがんリスクを判定する パート1

  

がんはかつては不治の病と恐れられていた病気です。しかし医学医療の進歩によって、早期にがんを発見することができれば治癒を望める時代になりました。
東京都の社会福祉法人 三井記念病院の総合健診センターでは、人間ドックにがんリスクスクリーニング アミノインデックス(AICS)を導入しています。人間ドックでは、レントゲン、CTやMRIなどの画像診断で早期がんの発見に取組んでいますが、がん細胞がある一定の大きさにならなければ発見できません。しかし、がんリスクスクリーニング(AICS)は正常細胞ががん細胞に変化したときの血液中の20種類のアミノ酸バランスの変化を捉えることで、がんのリスクを判定できることから、画像に映らない早期のがんを発見することが可能です。現在、肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、すい臓がん、女性のがんとしては、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、乳がんがその対象となっています。

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