北海道テレビ:HTB online 医TV

2019年01月21日15時31分

著者名:HTB医pedia編集部

医療法人ハートフル会 札幌駅前ペリオ・インプラントオフィス

  

<今回のテーマ>

今回は、歯周病により歯を失い、噛むことが出来なくなった場合のインプラントの治療について、札幌駅前ペリオ・インプラントオフィスの川端一裕院長にお話を伺います。

<入れ歯とインプラントの噛む力の違い>

噛むことは、人間の活動においては非常に重要なことだと考えています。年齢を重ねると歯周病で歯を失う方が非常に多いのが現状です。
取り外しの義歯(入れ歯)は、もともとの自分の歯に比べて噛む力が2割程度と言われています。しかしインプラントは骨とチタンが生物学的に結合することでほぼ自分の歯と噛む力は変わらないと言われています。

<精度の高いインプラント治療を行うにあたって...>

インプラント治療は、基本的にほとんど全ての方に適用となります。全身状態を確認して、3次元の歯科用のCTでの審査を行ったり、精密な口腔内カメラでの型取りを適切に行うことでインプラント治療の精度は優れると考えています。

<一歯から数歯欠損に対する治療の選択肢>

日本はやはり保険制度の問題もあって、数歯までの欠損であればブリッジ治療、あるいは取り外しの入れ歯が使われていたと思いますが、両隣の歯への負担が非常に大きくなるので、たとえ一歯の欠損であってもインプラント治療を選択することが将来にわたって歯を残すという意味で優れた方法だと考えます。

<当院が実践する一歯欠損などに対するインプラント治療>

コンピューターでインプラント治療をシュミレーションして、当院の場合は100%に近い数字でガイド手術を行っています。ガイド手術の利点は、インプラント手術の正確性ということもありますが、それに加えて切開をほぼしないで済むので手術後の腫れや痛みが少なくなるのが特徴です。

<インプラントを最良の状態で維持するために>

自分の歯を失ってしまったのと同じようにメンテナンスや手入れを怠るとインプラントも失ってしまうリスクがあります。それに対してはやはり普段自分自身で行う歯磨きに加えて定期的な歯科医院でのメンテナンスが必須であると考えます。
札幌駅前ペリオ・インプラントオフィスでは、インプラント無料お悩み相談会を行っています。詳しくはホームページでご確認ください。

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