北海道テレビ:HTB online 医TV

2020年12月07日14時55分

著者名:HTB医pedia編集部

新型コロナウイルス感染症と口腔ケア②咀嚼と栄養 医療法人ハートフル会 すまいる歯科

  

<今回のテーマ>

今回の『医TV』は「新型コロナウイルス感染症と口腔ケア」と題して,咀嚼と栄養の視点から歯周病予防の大切さについて考えます。

<新型コロナウイルスの感染を予防するためには>

すまいる歯科 阿部祐一先生:
「新型コロナウイルス感染症が蔓延したために我々の生活が今までとは変化してきました。三密を避ける、マスクの着用、うがい・手洗いなど、皆さん心がけていると思います。歯科の立場からすると口腔ケアも感染予防に非常に大切なことになると思います」

<新型コロナの感染予防に口腔ケアが必要な理由>

阿部先生:「日本人の歯周病の罹患率は30歳以上で80%と言われています。長年歯周病を放っておくと口の中の細菌が増加をして歯を失うことにつながってしまいます。
噛むことができなくなると、適切な栄養を取ることができなくなって免疫力が低下し、感染症に感染しやすくなります。
噛むことは感染予防に繋がります。咀嚼をすることによって適切な栄養を取ることが大切だと思います」

<新型コロナウイルスの感染を予防する口腔ケアのポイント>

阿部先生:「肉や魚などのたんぱく質を摂らないと血中のアルブミンなどが低下して免疫力がさらに低下するといわれています。
・歯周病を予防することによってご自身の歯を維持してもらうこと
・合わない入れ歯の調整
・もしくは、入れ歯よりも自分の歯に近い感覚で噛めるインプラント治療
これらにより咀嚼力を取り戻し免疫力を高めることが新型コロナウイルスの感染を予防すると考えています」

すまいる歯科では歯周病リスクを低減する「THPプログラム」を行っています。詳しくはホームページでご確認ください。

取材協力:
医療法人ハートフル会 すまいる歯科
札幌市中央区北4条東2丁目マルイト北4条ビル2F
TEL 011-889-1123
http://smile6480.jp/

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