北海道テレビ:HTB online 医TV

2019年06月17日13時44分

著者名:HTB医pedia編集部

社会医療法人社団愛心館「訪問看護ステーション しろくま」②「脳卒中に対する訪問看護」

  

<今回のテーマ>

今回の「医TV」は、社会医療法人社団愛心館が運営する「訪問看護ステーションしろくま」が取り組む「脳卒中に対する訪問看護」について紹介します。

<訪問看護とは>

「訪問看護」は、主治医の指示により看護師が患者さんの自宅を訪問し、病気や障害に応じた看護を行うことで病状の回復や進行予防を目的とするものです。「訪問看護」の主な業務は、「病状の観察」、「療養生活の相談とアドバイス」、「点滴や注射などの医療処置」、「リハビリテーション」、「痛みの軽減」、「主治医やケアマネージャーへの報告と連携」など、多岐に渡っています。

<脳卒中に対する訪問看護で大切なこととは>

「脳卒中」は発見の時期によっては、患者さんに残る後遺症も、人によって異なり、症状が重い患者さんであれば、日常生活に不自由を来してしまいます。そこで、「脳卒中」の症状の重い患者さんに対しての「訪問看護」は、日常生活動作の改善としてリハビリテーションを行い、同時に再発予防として、高血圧などの原因疾患の管理や、水分の摂取量や食事内容の指導、また、服薬状況の確認を行っていきます。

<脳卒中(特定疾病)による訪問看護のご利用にあたっての保険適用>

「訪問看護」のご利用にあたっては、39歳以下の患者さんであれば一律に医療保険が適用されますが、40歳以上の患者さんの場合、介護認定を受けられる方には「介護保険」、介護認定を受けられない方には「医療保険」と、病態によって適用される保健が異なります。いずれにしても、病気を抱えていても、「訪問看護」への保健適用を受けることで、住み慣れたご自宅で生活を送ることが出来ます。
※ご利用料金は、「医療保険」、「介護保険」によって負担料率が異なります。

<「訪問看護ステーション しろくま」について>

「訪問看護ステーション しろくま」では、主治医やケアマネージャーと連携して、地域の医療資源(訪問診療や訪問看護など)や介護資源(ホームヘルプサービスや通所・入所サービスなど)を有効に活用し、効果的な在宅支援を行っています。

「訪問看護ステーション しろくま」
札幌市東区北27目1-15愛心メモリアル病院本館2F
TEL:011-752-4693
HP:http://www.aishinkan.jp/shirokuma

医TVの放送内容はこちら >>