北海道テレビ:HTB online 医TV

2020年01月20日17時54分

著者名:HTB医pedia編集部

「やまはな皮フ科クリニック」が行う訪問診療について

  

<今回のテーマ>

今回の「医TV」は、クリニック開設時から通院が困難な方々に対して、皮膚科の訪問診療に取り組む「医療法人社団つばさ会やまはな皮フ科クリニック」を紹介します。ご説明頂きますのは、院長である荻原千也さんです。

<皮膚科の訪問診療を始めた動機とは>

荻原院長は、お父様が内科医として訪問診療(往診)を行っている姿を子供の頃から見ていたために、病院に行くことが困難な、歩けない方や動けない方、寝たきりで介護を必要とする方などにとって、訪問診療がどれほどの負担の軽減になるか、よく判っていたこともあって、皮膚科の訪問診療を始めました。

<訪問診療の対象としている皮膚疾患とは>

外来通院の出来ない方で、床ずれ(褥瘡)ややけど(熱傷)、湿疹などの皮膚疾患を抱える全般の方々を対象としています。

<訪問診療を受けた実際の患者さんの声>

札幌市在住の三上恵子さん(仮名)は、「やまはな皮フ科」の訪問診療がきっかけとなって、入院治療を受け、生活を取り戻すことが出来ました。
三上さん「私は靴も履けず、病院に行けなくて、(訪問診療は)地獄に仏というか、いまだに感謝しています。本当に有難かったです」

<訪問診療のやりがいとは>

荻原院長「1週間や2週間後に、もう一度患者さんに会ったときに、『良くなりましたよ』という言葉を頂けるだけで元気になります。これからの時期、雪が積もると道路状況も悪くなりますが、患者さんには感謝して頂けますので、その分、やりがいはあります」

<やまはな皮フ科クリニックの訪問診療概要>

■訪問地域:札幌市内全域
■往診日:毎週火曜日・金曜日
■診療対象:病気・けが・障害などで通院が困難な方(保険適用)
※診察の結果、入院や手術が必要と判断された場合は、「札幌医科大学付属病院」・「北海道医療センター」・「JCHO北海道病院」などの病院と連携して対応します。

取材協力:
医療法人社団つばさ会やまはな皮フ科クリニック
札幌市中央区南15条西14丁目1-22マックスバリュ南15条店2F
011-532-1158
http://www.dosanko-c.com/y-hifuka/

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