関サバ関アジで有名な豊後水道に位置する臼杵。でも臼杵のウリは、港に水揚げされる最高級のふぐ。こじんまりとした町をうろうろ歩けば、ふぐ料理を出す割烹が何軒も目に入ります。その中で、ふぐ料理を専門に店を開いたのは、この「みつご」が最初だそうです。その由緒ある名店を若くして継いだ遠藤くんは、そのチャラい顔つきに似合わず、実に研究熱心。その遠藤くんがこんなことを言いました。「料理をしていると、ついついいろんなものをプラスしていきたくなってしまうけど、でも、マイナスなんですよね、本当に美味い料理は」と。やるなぁー遠藤くん。今回は祭のために、実にシンプルな汁物を会場で作ってくれます。これ、味噌がまた絶品。食ったことのない味です。ふぐの本場臼杵でしか体験できない割烹の味を、リーズナブルに堪能できますぞ!
こちら藤村さんです。
そして、こちらは大分県臼杵市にあります
「割烹みつご」さんです。
みつごさんは、ふぐの郷臼杵推薦の店であります。
「今夜はふぐ刺しで一杯…」
藤村さんすっかり顔がほころんでおります。
さぁさぁ待ちきれないか、さっそく張り切って藤村さん店内に参上であります。
おおっと藤村さん。なにやら覗き顔。
なんと、ここは「割烹みつご」の厨房でありました。
厨房では今まさしく生簀から取りだしたばかりのふぐが俎上に乗っけられております!こちらは店主で料理人の遠藤くん。若いが、たいした腕であります。
血なまぐささも消えて…、
刺身的なビジュアルが現れてくるころには…、
美味そうな展開になっていくばかりなので…。
藤村さんの顔もまんざらではなく…。
出来ました。ふぐ刺し。
藤村先生、ほっとくと延々やっておりますのでそろそろ本題の方へ連れて行きます…。
今回、祭会場で饗されます、大分臼杵のふぐ割烹みつごの主人、遠藤君が腕によりを掛けて作る「ふぐ汁」のご紹介をいたします。
まず極上のふぐあらを投入。
これ、ふぐあらです。極上です。
投入してますなぁ。
藤村さんの方もアルコールも程よく入り、動きも勝手になめらかになっておりまして、このあたりいっさい指示なしで動いおります。
はい。このポーズです。わけもなく驚嘆しております。
いまやお鍋の中も好い具合で…。
これにちょっと蓋をして10分ほど待つ。
はい10分待ちました。そしたら白菜を投入。
白菜のうまみがねぇ溶け出すとこれが最高に美味いの…味の決め手は白菜ですよ。
むちゃくちゃ美味そうですよみなさん。
臼杵の白みそですね…。
これを鍋に溶いて…。
いやぁ美味そうじゃないの~。
はい、これ。勇み足のポーズ。
遠藤くん、味見かい?
遠藤くん、いったな。
どうなの?美味いの?
どれ、オレにも味見…。
ズズッ…。
うんめぇ~!信じられないくらいうめぇ~!
はい!藤村さんが驚嘆するこの美味いふぐのあら汁が祭会場にまかり越します!
もちろん料理人の遠藤くんもやって参りまして直々に臼杵のふぐあらで、当日「ふぐ汁」を作ります!当日何杯作れるか分かりませんが、ご期待ください!