水曜どうでしょう祭 UNITE 2013 水曜どうでしょう祭 UNITE 2013

SPECIAL(スペシャル)

匠の技を見学

はちみつ菓子工房くにみ

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 東京の超一流店で修行し、「TVチャンピオン」のケーキ職人選手権にも出場したと言う若林さんが作る洋菓子は実にシンプルで飾り気がない。それゆえに、素材や食感の妙味に重きを置いていることが、食えばよーくわかります。甘党でなくてもついつい食ってしまう魔力がある。この方もねぇ、実に研究熱心、そして熱い。先日お邪魔したときは、九州産の新茶を使った洋菓子を出しておりましたし、大分のかぼすを入れたチョコレートなんてのは実に上品な味。若林さんは焼酎片手にほろ酔い加減でこう言いました。「僕は東京からこの臼杵に帰ってきましてですね、あのー三つ星レストランってあるじゃないですか、最高級の、でもねぇ、僕はねぇ、ひとつでいいんですよ! ひとつの星を、この臼杵っていう小さな故郷の町に輝かせたいんです!」。熱いです、まじめな顔して熱いですこの人は。今回は会場で、私が朝日新聞の「オトコの別腹」というコーナーでご紹介した「二王座の石畳」という洋菓子を臼杵から空輸いたします。

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― 藤村さん。到着しましたよ。『はちみつ菓子工房くにみ』さんです。
藤村「お。ここだ、ここだ。店構えが、可愛いらしいんだよね」

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藤村「ごめんください。藤村でございます」
― 藤村さん、登場スタイルが怪しいですよ
なんとなく抜き足さし足ですよ。
藤村「そうですか?…」

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藤村「や?ケーキだらけじゃない!」
― ま、ケーキ屋さんですから…
藤村「でも、素晴らしい景観じゃないですか」
― たしかに。

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― あ。藤村さん、ありましたよ『二王座の石畳』
藤村「あ。これ、これ、これです」

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― これってチョコレートケーキなんですよね?
藤村「そう。でもね、軽く食えちゃうんだよ」
― たしかにね、シフォンケーキみたいに、かるく食えますよね。

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― あ。これ、あれじゃないですか?藤村さんの書いた新聞コラムの切り抜きじゃないですか…

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藤村「お。ほんとだ。ポップにしてくれてるんだ…」

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― あれ?藤村さん。どうしたの?
藤村「なんか、好い匂いがしてくる…」

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― あ。『二王座の石畳』、今、焼き上がったんですよ。
いや、デカいな…。チョコレートの匂いが、ものすごく香ばしいです…。
さすが藤村さん、鼻が利く。

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― あ。若林さんおはようございます。これから切り分けるんですね。
みなさん。この方がオーナーシェフの若林さんです。

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― こうやって実際に包丁で切ってるんだね…。

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― 綺麗に切ってる…

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― 唐突すぎる展開…

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― 退場…

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藤村「チョコクリームを、ふわふわのチョコスポンジで挟んだ、実にあっさり食べてしまえるケーキです。
私だったらいっ気に10個は軽いでしょう。もちろんイメージです。当たり前です。
さぁ、もらって嬉しい、はちみつ菓子工房くにみの『二王座の石畳』。
常温で1週間程度は楽に保存も効きますから、祭のお土産にも最適です。」

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― オーナーシェフ若林さんのおとうさんは養蜂家なんですってね。
藤村「そうらしいね」

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― 「はちみつ菓子工房くにみ」のケーキは全ておとうさんのはちみつを使用しています。
藤村「そう、ここの蜂蜜、美味いんだよ」

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― 店内で販売もしています。
藤村「あとさ、ここのマドレーヌ、あれも美味いんだよ…」
― でもそれ、今回は、祭会場で販売しないでしょ…
藤村「しないね…」
― 臼杵に行ったらね。
藤村「そうそう。臼杵に行った時には、ぜひ…」

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― 「はちみつ菓子工房くにみ」のスタッフのみなさんです。
「臼杵にお出でになりました際には、ぜひお立ち寄りください。
祭会場では、ぜひ『二王座の石畳』を召し上がってみてください。お待ちしております」とのことですよ。

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