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からくりカラコロ

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からくりカラコロ

2013年08月30日

撮影同行

先日林さんのご自宅に伺った際は今後撮影に入るための取材ということでお邪魔したのですが、今回は実際に番組を制作するための撮影に同行することになりました。

今回は制作担当Y氏とカメラマンのO氏と私の3人で、林さんのご自宅に伺いました。

今日の撮影のメインは「天上の羅針」という作品。
実はこの作品、以前伺った際とギャラリーで写真をみて「かっこいい!」と思っていた作品でしたので実物を拝見できるのをとても楽しみにしていました。

そうして撮影が始まり、林さんのギャラリーに展示された作品をみると実物は想像したものよりずっと大きく、大変迫力があったのでおどろきました。

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この作品は9年ぶりに箱から出してくださったそうで、半分に折れて収納できるようになっているものでした。

大きさもあるので組み立てて頂く作業は大変だっただろうなと思ったので、林さんに聞いてみると「そうでもないですよ。実際の展示会の時なんかはあまり時間もないので、組み立てにあまり時間をかけられないんです。」と大丈夫ですと言っては下さったが、繊細な作品なのでお手数だったろうなと思うと大変ありがたい気持ちでいっぱいです。

「天上の羅針」は約45分位で一周し、振り子のカチコチという音が何とも言えない重厚感と良い雰囲気を創り出しています。
羅針盤の部分はこれまた恐れ入ってしまうほど細かい紙の造形で、一見印刷かな?っとおもった部分もよくよく見ると紙で切り出されていたりくどいようですが、本当に細かい!

星座の部分は丸みを帯びて彫り物のような雰囲気が出ていて立体的になっていました。

Y氏はカメラマンのO氏に撮ってほしい角度や「もうすぐ地球が回ってくるのでそのタイミングで撮ってもらえますか?」など撮影のタイミング等を細かく伝え、立体だということがよりわかるようにライトの位置を都度調節したり丹念に「天上の羅針」を撮影していました。


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カメラマンのO氏もそれに応え、沢山のレンズを駆使してそれぞれの場面にあった方法で撮影されていました。


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Y氏も相当機械好きで詳しい方なので、きっと自分も見たいであろういいタイミングをいい角度から撮影してくれいていると思うと、映像の完成が楽しみで仕方がありません。

「天上の羅針」の本体を一通り撮影し終えると、関連するほかの撮影に入りました。

以前の取材の際歯車を自作されているというお話しを伺っていましたが、「天上の羅針」を制作される際作ったという
歯車等も実際に見せて下さいました。

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最後に林さんは「大航海」の実際に動くところを見せてくださいました。
動きのある作品としては初めての作品だったそうですが、波しぶきの動きの絶妙な角度などそのクオリティの高さににはただただ目をみはるばかりでした。

そして今さらなのですがしばらくじっと作品をみせて頂いて、私はこの時はじめてぶら下がっているラジオにアンテナまでついていることに気がつきました。
見れば見るほど新しい発見ができる作品って素晴らしいですね!

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