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あなたとHTB


このページは令和5年12月24日放送分から引用しています。

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佐藤良諭アナウンサー

おはようございます。
「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに、
より良い番組作りと放送のあり方を目指す番組です。

まず、10月の第558回放送番組審議会で審議された「イチモニ!」について、
委員の意見をご紹介します。

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イチモニ!

イチモニ!は、HTBが毎週月曜日から土曜日に放送している番組で、
ニュースや天気、生活に役立つ情報などをお伝えしています。
ことし10月に番組出演陣を変更。スタジオもリニューアルし、
新たなスタートを切りました。

この番組に対して、番組審議会の委員から出た意見から評価された点を紹介します。

<評価点>
・優しくさわやかな福永アナウンサーと、
軽快で元気のよい土屋アナウンサーの二人が交代でMCを務めているが、
個性的なメンバーと華やかで明るい新セットが相まってイチモニ!の新たな魅力が出ていると思う。

・アナウンサーの話し方、声がとても聞きやすかった。
朝の番組ゆえ、身支度などをしながら見るのがほとんどで、
耳から入る情報が多いので、聞きやすいというのは大事だと思う。

・出演者の血色が良いことが印象的だった。
今回は誰からも寝不足や不調を感じることがなかった。
プロとして当たり前のことのようで、実はとても大変なことだと感じる。

・天気は表示が見やすく、清水秀一予報士の伝え方も明快、
高橋まりもさんとのコンビネーションもよい。
また、2時間の中で繰り返し伝えられていたのも、見逃しがなくありがたい。

・ゆりサーチ「札幌の上空に謎の光」は、
動画の投稿者が登場して話していたのがよかった。
地図が出てきて、さっぽろ羊ヶ丘展望台方面を推理するのが楽しかった。

ここまでは、評価点をお伝えしました。 ここからは要望点・改善点・提言です。

<要望点・改善点・提言>
・新しいスタジオセットは黄色が強調され、
その他の色もビビッドで全体的にごちゃごちゃした印象を受けた。
慣れてはくると思うが、その派手さに面食らった。

・衣装の色が気になった。黄色を基調にしたスタジオでは、
モノトーンも、黄色も、白もセットに溶け込んでしまい、残念だった。

・画面に表示する情報が多いように感じる、
例えば、天気予報の際、画面下に、
札幌の現在の気温・降水量・湿度・風向、風速が表示、その上に「今季一番の冷え込み」として、
4か所の場所・気温が表示されていた。
情報が多すぎると中途半端で消化不良になることがある。

・朝の情報番組においてはある種の完成型なのだと思うが、
逆に「刷新感」をどう出すかは難しいテーマでもある。
無理することなく、いつの間にか気づかないうちに変わっていた、というくらいでよいのではないか。

次に、11月の第559回放送番組審議会で審議された
「テレメンタリー2023 労組の男~最後の闘い」について、
委員の意見をご紹介します。

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テレメンタリー2023 労組の男~最後の闘い

この番組は、"日本最強の労働組合の闘士" とも呼ばれる、
鈴木一さんにフォーカスを当てたドキュメンタリーです。
長年にわたる活動の末、最後の舞台となったバス会社の労使紛争を取材し、労働者の権利について考えました。

この番組に対して、番組審議会の委員から出た意見から評価された点を紹介します。

<評価点>
・番組が放送された30分があっという間に過ぎた。
地域労組の説明、鈴木さんの活動、進行中の案件、現場の労働者の思い、
日本の労働争議件数の低さ等、バランスよく、またテンポよく伝える番組であった。

・重要なテーマを取り上げたと思う。日本の労働組合は存在感が低下する一方、
働き方や働く人の国籍などが多様化していることで、労働者の抱える問題は複雑になっている。
本来なら労働組合の役割が重視されるべき状況なのに、
現状は違うというところに、この番組の問題意識があるように感じた。

・番組の主な舞台となる千歳相互観光バスの事例を紹介する前に、
鈴木さんがこれまで100を超える組合の結成に関わったことや、
地域労組の説明などが簡潔にまとめられていたので、
千歳相互観光バスの事例をすんなりと受け止めることができた。

・ゴミ箱に捨てられていたバスの部品、
不法投棄された廃棄物の掘り起こし場面の映像に加え、
労働者側の「お客さんの安全を守りたい」という発言は、
ストライキが賃上げだけを目的とするのではなく、
会社の不正をただし、利用者の安全につなげるためであるという説得力をもっていた。

ここまでは、評価点をお伝えしました。ここからは要望点・改善点・提言です。

<要望点・改善点・提言>
・ストーリー自体は明快でストレスがたまることなく視聴できた。
ただ、その明快さは「勧善懲悪」に軸足が置かれているからではないか。
番組を見た後に振り返りの考察をすると、様々な疑問や違和感が出てきた。

・番組全体が、鈴木さんと組合支部長の江崎毅さん側に寄り過ぎていて、
会社側への取材が十分ではなかったように思えた。
組合側に偏らず、中立的な立場で取材ができていたのかどうかという疑問が残った。

・組合側が会社の不正を争点にあげるのは、自らの主張を有利にもっていくためなのでは、
というのはわかるが、鈴木さんが組合員をあおり、
経営陣を罵るシーンでは、どこか品のない昭和の残骸を見てしまったような心もちになった。

・ストライキは労働条件の改善を求めるものであるはずだが、
4月にバス会社がストを実施した当時のニュースは、
「バスの利用者が不便を被る」という内容が目立ち、その後のニュースもほとんどなかった。
この番組を見て、初めて実態を知ることができた。今後も継続して取材をしてほしい。

ここで、お知らせです。

青少年のためのより良い放送のあり方を考える
BPOの青少年委員会が「中高生モニター」を募集しています。
この制度は、全国の中高生から選ばれたモニターに、
テレビやラジオの番組について、
毎月、率直な意見を報告してもらうものです。
モニターの任期は、来年4月から1年間です。
詳しい内容は、BPOのウェブサイトをご覧ください。

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続いて、HTBの番組基準に関する報告です。

「民放連 放送基準」が一部改正されるのに伴い、
第558回放送番組審議会で、HTBの番組基準の変更が諮問され、
「妥当である」との答申がありました。

あなたとHTB。次回の放送は、来年1月開催の第560回における
委員のご意見を紹介いたします。

過去の放送より