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あなたとHTB


このページは平成31年2月24日放送分から引用しています。

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森・佐藤両アナウンサー

佐藤良諭アナウンサー

おはようございます。
「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに
より良い番組作りと放送のあり方を目指す番組です。

森さやかアナウンサー

さて、今回の審議対象番組は、
今年1月に開催されました
第510回の番組審議会で審議されました
HTB開局50周年「onちゃんアジアへ行く!」です。

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HTB開局50周年「onちゃんアジアへ行く!」

この番組は、HTBのマスコットキャラクターonちゃんが
HTB開局50周年を機に、大好きな北海道をPRするため
アジアを旅する番組です。
2017年に特別学部生として入学した北海道大学で
さまざまな国からの留学生と交流を深める中で出会った
台湾とタイの留学生の里帰りに密着しました。
onちゃんは北海道の「雪」で雪だるまを作り、
台湾へ。そして、タイには150キロの雪を届けます。
「北海道の雪が海を渡る」普通の旅番組にはない
感動と驚きに満ちた珍道中が見どころです。

佐藤アナウンサー

この番組に対して、番組審議会委員から頂いた
ご意見の中から、まずは評価点をご紹介します。

《評価点》
●北海道の魅力の一つである雪を
同じアジアでも体感できない台湾とタイに
届けるという企画は
とてもみんなが幸せになれる素敵な企画だ

●「onちゃん」そして「雪」によって
アジアの地域の各地の文化や人々の思考を
知るという試みは良かった

●ユニークでonちゃんのちょっと変わった
愛嬌や面白さを生かそうとした企画だ

●アジアから来て北海道に住んでいる人や
留学生と一緒に故郷を訪ねるのが本当に良かった
有名観光地の紹介やグルメばかりの番組とは異なり
そこに住んでいる人たちの生活を見たいといつも思っていた

●企画の趣旨を読んだ時は
正直それだけで1時間もつのかなと思った
しかしエネルギッシュなアジアの観光地が
いいタイミングでふんだんに紹介されていて
楽しめる番組に仕上がっていた

森アナウンサー

●コンセプトはシンプルだがドラマがあって
1時間弱の長尺番組でも楽しく見ることが出来た

●大変良い番組というより
良い取り組みで考えさせてもらえた番組だ

●onちゃんの力を感じた番組だった
何をしても愛らしい

●onちゃんという丸っこくて可愛いらしい
キャラクターが
国や地域を越えて多くの人から愛されるという事実も
画面を通して強く伝わってくる
唐草模様の風呂敷に雪だるまの容器を背負って
歩く姿がなんとも愛らしい

●どこにいっても見る人を思わず笑顔にさせる
onちゃんの果たす役割はとても大きい

●onちゃんという世代を問わず親しみのある
キャラクターが案内ということで
家族みんなが安心して楽しめる番組だった

佐藤アナウンサー

●onちゃんが北大に入学し
アジアからの留学生と出会い
このような経緯になったというのが
とても自然で良い流れだ

●雪だるま郵便の由来をはじめ
北海道の二つの町と台湾タイの日常など
情報が豊富で楽しく視聴した

●台湾とタイの観光スポットもコンパクトに紹介され
旅行番組としての趣も十分だ

●台湾とタイという2つの地域に絞ったのも
散漫にならなくて良かった

●台湾もタイも行ったことがないので
少し勉強した気分にもなった

●全体に良い印象で
別な国のバージョンも見たいと思った

森アナウンサー

ここまで、委員から頂いた評価点を
お伝えしてきました。
ひきつづき評価点をご紹介します。

●台中の頼(ライ)さんの実家の佇まいと
タイのヨウさんの実家は雰囲気がまるで違う
庶民の生活を覗き見ることができる
企画内容で素晴らしい

●雪が融けないでサラサラのまま届くって
すごいなと思う
氷になってしまっているのではないかと
発砲スチロールを開けるときにはドキドキした

●台湾でもタイでも雪を見た人々の
驚きと笑顔に本当に驚かされた
私たち道民にとって当たり前の
邪魔者でもある雪が
あんなに人の表情を変えることができる
ということに感動すら覚えた

●雪というものが立派な観光資源であることを
映像で改めて認識させられた
雪が冷たいことは当たり前ですが
そのことさえ雪の降らない場所の人々にとっては
珍しいことなのだということも分かる
こういうのがテレビのチカラなのだと思う

佐藤アナウンサー

●箱につめた雪で こんなに喜んでいただけるなら
ぜひ北海道の雪景色を見てもらいたい

●私も地元にいるときには
雪は憧れの存在であったことを思い出した

●届けた雪をみんなでかけたり顔につけたり
あの届け方は良い

●「電車から見た車窓風景はYouTubeで」という
インターネットの利用を促す告知も嫌味が無く
インターネットとテレビの共存関係も良い

●メークロン線の車窓の動画をYouTubeで見たが
ナレーションや音楽が足されていない分迫力があった

●台湾編の案内役である李強(リチャン)さん
タイ編の大野恵アナウンサーも
聞いていて疲れない程度の
ほどよい張り切りぶりで良かった

森アナウンサー

ここまでは、委員の番組に対するご意見のうち
評価点についてお伝えしてきました。
この後は、改善点、要望点をお伝えします。

≪改善点・要望点≫
▲郵便局の名前に「雪だるま」と入れているのは
あまり聞かないが特に説明がなかった
局舎を映さないならこうした説明は不要だが
映すのであれば
こうした情報も盛り込んだ方が親切だ

▲雪を台湾へ運ぶ時は早来郵便局なのは分かる
東川町からは 雪をヤマト運輸が運ぶ
もしタイアップしているのなら
明確に「全面的な協力」と示した方が
映像の唐突感がなかった

▲雪だるま郵便や小包のことが
「かの有名な」という感じで流されてしまった
紹介するのであれば
少し詳し目に説明をしてほしかった

▲留学生たちが
onちゃんとどの様に知り合ったのか
なぜonちゃんが雪を届けたいと思ったのか
ストーリーがあるのなら
もう少し詳しく知りたかった

▲被災地である安平町の郵便局が現在も
あの取り組みができているのか
そういったフォローが何かしら欲しかった

佐藤アナウンサー

▲もう少し歴史や習わしの
説明部分があってもよかったと思う
例えば台湾のお正月に
なぜ乾物を食べるのかなど

▲報告書のような無機質さというか
あまり旅の風を感じない
「頑張っていますPR」が突然はいってきたり
  雪をほったらかして お菓子を配ったり
視点がぐらぐら揺れているので
摩訶不思議な味になっている

▲アジアの国へ雪を届けるというのが
この冬なのか前の冬なのかこんがらがってしまった
時間軸の経過がちょっと分かりにくかった

▲訪問先について 何時間で行けるとか 
広さや人口や宗教といった
旅番組的に整理した情報も入れて良いのではないか

森アナウンサー

ここまで、委員の番組に対する
改善点、要望点についてお伝えしてきました。
ひきつづき、改善点、要望点をお伝えします。

▲雪を届けに行くシーンで
いきなり李強(リチャン)さんがいなくなってしまって
振り返りのときには李強(リチャン)さんが
再び現れたことに違和感があった

▲頼(ライ)さんのお母さんが
お土産の雪だるまをもらった時
雪だるまの顔の正面を自分の方ではなく
カメラの方に向けていたのは 指示なのか気になった

▲タイのヨウさんの母校で 
雪の詰まった発泡スチロールの箱を開ける瞬間
スローモーションの演出がありましたが
あれは不要だ

▲番組の視聴中に「融けずに雪が届くのか?」という
ハラハラ ドキドキ感はほとんど無
番組広報と番組内容とが少々ずれている

▲李強(リチャン)さんが頼(ライ)さんに
インタビューしたが
聞き手が ほぼ全て頼・ライさんの感想を作り
頼(ライ)さんは「そうですね」「はい」とだけ言っていた
頼(ライ)さんご本人の言葉で語らせた方が良い

佐藤アナウンサー

▲李強(リチャン)さんが
「台湾のお正月はすごいね」と驚くが
旧正月を盛大に祝うのは中国でも一緒なはず
「すごい」とコメントするのであれば
何がどのように「すごい」と感じたのか伝えて欲しい

▲タイでは東川米について
「柔らかい」などの表現でしたが
「おいしい」とは言わなかったので
  気になった

▲もっと 台湾の旧正月で
家族がどのように過ごすか知りたかった

▲頼(ライ)さんにしてもトゥックさんにしても
北大キャンパスでonちゃんと出会うシーンがないため
「onちゃんと出会ったから 親孝行ができた」との回想に
あまり説得力がない
このように言わせたいならば伏線となるような
もう少し丁寧な描写があったほうが良い

▲「どんなお母さん」と聞かれて
「普通」と答えた頼(ライ)さんの答えの後に
「お母さんってだいたい普通の人なんです」という
ナレーションは意味不明だ

森アナウンサー

ここまで、
改善点、要望点についてお伝えしてきました。
この後は、委員からの提言をお伝えします。

≪提言≫
★今後もonちゃんが北海道とアジアを繋ぐ番組は
続くでしょうから楽しみにしています

★HTBが大切にしている
アジア圏とのつながりを考えた時
こうした市民レベルの交流の積み重ねが
大切だとあらためて考えさせられた

佐藤アナウンサー

「あなたとHTB 」次回の放送は
2月と3月に開催される
放送番組審議会における
委員のご意見を紹介いたします
4月に放送いたします。

過去の放送より