12月15日放送分 「クリル探訪~ロブーシキ岩礁・シアシコタン島・チリンコタン島」
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海霧の中から姿をあらわしたトドヤオットセイの繁殖地。 海獣たちの聖域ロブーシキ岩礁。 |
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火山の島が浸食されて海上に僅かに残った岩礁がロブーシキ。 ロシア語で「罠」を意味する。
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海の難所は、世界でも有数のトドの繁殖地、 咆哮を繰り近づくものを激しく威嚇する。
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トドは、絶滅が心配される種のひとつ。 ブルと呼ばれる大きなトドは、ハーレムをつくるオス。 体重は1トンを越えている。
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キタオットセイ。大きなトドと一緒に岩礁で子育てしている。 アザラシにはない、小さな耳たぶが付いている
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春に生まれたキタオットセイの子供・・。 あどけなさ残る表情に野生の生命が輝く・・・。
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霧と速い潮の流れに守られたロブーシキは、 いのちの岩礁。昔と変わらぬ営みが続く・・・
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クリル列島のシアシコタン島。 長さ25キロ最大幅9キロの細長い形をした島。
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高さ200m程の崖の上の緩やかな高原に クリルアイヌの人々が暮らしていた痕跡が残されている。
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ハイオトギリ。オトギリソウ科。 冷たい海霧の雫をつけて凍えている。
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ヨツバシオガマ。ゴマノハグサ科。 霧の草原にひと際目立つ華やかな彩り・・。
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シアシコタン島の北西、チリンコタン島。 島は海から火山が突き上げた形をしている。
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ウトウ。日中は島の沖で群れをつくり、 日が暮れるとヒナの待つ島へ餌をくわえて戻る。
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抱卵中のフルマカモメ。 草薮の中の斜面は集団営巣地。 間もなく新しい命で賑わう・・。
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オオセグロカモメの親鳥。 孵ったヒナを近くの岩で見守っている。
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岩に寄り添うオオセグロカモメのヒナ。 岩と同じ保護色の体で、天敵から身を守る。
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