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2015.1.23(金)
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(2015/1/14)

福助

2015年1月23日(金)

こちら、札幌の嬉野でございます。聞こえますでしょうか全世界の皆様。こちら札幌の嬉野でございます。

こちらは、今朝は朝から湿った雪が降るわ降るわで大変な天候でございます。
これだけの大量の雪をこうまで広範囲に飽きず降らせ続けるという労力は、当たり前ではございますが人間わざではございません。

このような人間わざでない度外れた規模で飽きず繰り返し続けられるのが自然というものでございますね。そしてこの規模と労力にどっかで付き合いきれなくなるのが人間でございます。

人間は、うんざりするのでございます。

そしてまた、人間にうんざりされるのにも耐えられなくなるのが人間でもございましてね。ほんに人間というものはめんどくさいものでございますが、そこに人生の機微というものも生まれましてね、結局人間なしではやっていけないのもまた人間なんでございます。

しかし、当たり前なんでしょうが、こうまで毎日雪が降りますとね「この雪を全部、各市町村で冬のたんびに賄わなきゃならないと考えると、こりゃいったいナンボほど銭こが掛かるだろう」と、さっき思ったのでございます。

まず氷の粒を大量に生産させて、それを高々度から降らせなきゃならんわけです。かりに1日降らし続けたらナンボほど予算を計上しなければならないのか?そうすると結局、

「こんなに金ぁ掛かるならはぁ冬はもういらね〜べ!」

と誰かが言い出しかねませんな。

しかし、夏をやるとしてもゲリラ豪雨的な規模の雨を降らせなきならんでしょうとなればそれもある意味、雪以上に水量が必要になるのかも知れず、なにより昨今のように蒸し暑くしなければならないとなると、これ東京都も相当暖房費をかけて都内中を温めなきゃならんのですが、都内だけ温めるってことも現実問題として出来ないわけでね、当然、首都圏関東近県にもそうとう頑張ってもらわないと暑い夏もつくれない。

砂浜に腰を下ろすロマンチックなカップルにしてもあなた、浜に寄せる波と潮騒の音に包まれて言葉もいらないほどの濃密な時間をすごしていたとしてもね、沖に巨大な動力を設えてね、シーガイア張りに波を作ってって全部人間がやんなきゃなんなかったらあなた、海の波なんて単純なものだって予算的に何日持つのかと思ったのですよ。

「そんなわけのわからんカップルのために、どうしてうちらの税金を投入しなきゃならんのですか」
と納税者から苦情が出てくるのは必至ですな。

しかし、海において波がなければ海水はそのうち腐りましてね悪臭を放ち始めるでしょうな。ならば衛生上も放っておけず「こりゃきみ、ある程度海水は掻き回さなきゃいかんね」ということになるわけでね税金投入もやむをえない。

しかし現実にはその辺りのことをいっさい自然がやってくれてますから、人間はこれ幸いとそれに対する愚痴と苦情を言うくらいで済ませてますけどね。

だからね、そんなバカなことでも考えて、今日降る雪にうんざりしつつ「いやいやこれもまた人智を超えた深い考えあってのことだろう」と思い直し軽やかに今日を乗り越えようかとするのでございますよ奥さん。ねえ。

さて、昨日から札幌の琴似というところにあります劇場コンカリーニョにおきまして、イナダ組の「亀谷演芸場」という芝居が始まりまして2月1日まで上演されます。

これは昔、大泉洋さんなんかがご出演になられましてね、そのときもたいそう好評を博したという名作でありまして面白いのは保証済みな舞台でありますから足を向けて損はない。

それに今回、この芝居にうちの藤村さんがご出演でありましてね。
最初は昔大泉さんが演ってた役をという話もありましたがあっさり却下されて演芸場の進行役という役どころがおりてきたそうでございますから、この辺りも見ものでございますね。

舞台は昭和46年の日本ということで。

これ、今のお若い方には何やら古臭いばかりに思える時代でしょうが、あの時代を知っております私なぞにはなんとも懐かしい雰囲気を喚起いたしますね。

まだ私なんぞが小学6年生だった頃でございます。となりますと、クラスにいっちょまえに好きな女の子もできてたりしてね、小学生に受験なんてのは関係ないもんだから遊んでばかりでね、なによりテレビが楽しくてね〜。親に怒られてテレビばっかり見てないで勉強しなさい!なんて言われて泣いちゃってね、よっぽど見たかったのがあったんだね〜録画なんか出来ない時代だからね〜あの頃は天地真理さんが大人気だったかな〜とにかく行きたくて仕方なかった大阪万博も前年に終わって家族で行ってきたってやつの自慢話をそれでもむさぼり聞いてね〜いろんなこと勝手に想像して悶絶してね〜世間からは「この頃のガキはチャッカリしてるんだよ」と「現代っ子」という称号を与えられてもおりましたね〜お年玉はあっちこっちの大人からもらえるから意外にガキは小金を持っていたよね〜。

既にドルショックは起こり円高不況が始まる頃だったかもしれませんが、オイルショックはまだ知らないニッポン。今と比べれば果てしなく呑気で鷹揚な時代でした。
というのが呑気な当時のガキの記憶ね。

「やがてニッポンにも革命が起きます」なんてね、呑気な大学教授が学生にこぼしていたりしておられたなんてな話も聞くくらい当時は大学生が方々で怒り過激なデモがあり火炎瓶、角材、機動隊との衝突と世情は騒然とした政治の季節と呼ばれる時代が続いていて昭和42年くらいにはピークだったけど、革命も何も、あの頃の日本は景気良かったから庶民は誰も革命なんか望んでいるはずもなくてね、それが証拠に昭和43年頃にはいしだあゆみさんの「ブルーライト横浜」なんて歌謡曲が大ヒットでね、あの歌詞ったら「大好きな人と小舟に乗って大好きな人の腕の中でゆらゆら揺れてるみたいだわ私幸せ」みたいな世界観だったからね、それが大ヒットなんだからまったく幸福な夢の中に居ますってのを日本中が実感してたんだと思うんだけど、なぜか大学生と知識人とマスコミだけは高い問題意識を闘わせてよく分からない難しい言葉を使って頭の好いところを見せあっていたような気がするね。

そこに当時のニッポン庶民はおおらかだったからね「やっぱり学生さんと偉い人たちは難しいことを考えてくれてる」と道を開けるようにご高説を賜っていたような気がする。国民はまだ偉い人たちをそうやって尊敬してた気がする。

ところがその偉い人たちが実は偉くもなんともなかったんじゃないかって残念な結果を露呈し出す直前のニッポンが、私の実感ではその昭和46年という時間のような気がするのです。

そして、当時のお笑いの人というのは今とは比べ物にならないくらいに社会的地位が低かった。

テレビに出られればお笑いの人たちも有名になるけど、でも、番組の中ではアイドルの盛り立て役止りだった。

関西では「ヤングオーオー」というタイトルで若手落語家の人たちがアイドルスター化してキャーキャー言われ始めて行く兆しは既にあったけど、漫才の人たちの地位は低いままだった気がする。

だから当時の小学6年生の私としては、「演芸場」という響きに場末という独特の心地良さが陽だまりのようによみがえりもする。
もちろん陽の当たらない場所だけど、けれど、そういう生き方もまだ用意されてあったという意味で、そこは陽だまりでもあったのだと思う。

だからそこへ学生運動崩れの男が流れ落ちて来て演芸場の進行役に収まって薄給ながら日々をしのいでいけている。そこに私は陽だまりを感じる。

今回、藤村くんがやる役どころは確かそんな学生運動崩れで流れ着いた進行役のおっさんだと聞いているのね。

どんな意味だか知らないけど「勝ち組負け組」と言って、「勝ってないなら全部負け」なんていう「100」でなければ「0」でしかないなんてそんな薄い今みたいな時代ではなくて、いろんな階層があって、その中でどんどん階層を落ちて行っても、その先でまだ救いがあるような、呑気で居られる時代だったのだと思う。

こないだ亡くなった高倉健さんの任侠映画が大ヒットしてたころでね。

ヤクザの世界にも「任侠」という人の道があって、ドロップアウトしても、それでも、その世界でも人して立派に生きていくという物語がちゃんと用意されていた時代。

高倉健という魅力的な人を通して、ドロップアウトしても、その先でまだ自分の人生と世界を信じて、人間だけは踏み外さないで生きていくというその物語に、だれもが共感することができる、そんな物語が用意されていた時代だったと思う。

話が長くなったけど、
「亀谷演芸場」見に行ってみてください。札幌の演劇も演劇人も捨てたもんじゃないんですよ。

それでは諸氏!
本日も各自の持ち場で奮闘願います!

解散!



【2015年1月22日の藤村Dの日記】

1月22日木曜日、藤村でございます。

本日から札幌演劇シーズン2015冬「カメヤ演劇場物語」が始まります。

10年前に大泉さん、リーダー森崎、音尾くんが出た芝居の再演を、いま札幌で芝居をやっている若い連中と一緒にやります。

最後は気持ちよく泣けると思います。気軽な気持ちで見に来てください。

チケット!まだあります!

札幌のおじさん、おばさん、たまには芝居を見に来て!

文化を育てるのはおじさんおばさんの勤めだよ。



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札幌演劇シーズン2015−冬
劇団イナダ組『カメヤ演芸場物語』
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「客の拍手が、笑いの渦が、まだ聞こえる。まだ鳴り止まぬ…。」
劇団イナダ組が昭和人情物語が再び!

物語は昭和46年。秋から冬にかけての浅草にある演芸場。
劇場のことがさっぱり分からない支配人。学生運動上がりの進行係。婚期が遅れた事務員。仲が悪いトリオ漫才師。惚けた落語家。喧嘩ばかりの夫婦漫才師。下手くそ過ぎる奇術師。一癖も二癖もある者達ばかり。
ある日、学生運動の一斉検挙があり一人の若者が演芸場に逃げ込んでくる……。
「亀谷ミュージック劇場」の続編にあたる作品。
劇団イナダ組が贈る、昭和人情物語!!

■日程
1月22日(木) 19:30開演
  23日(金) 19:30開演
  24日(土) 14:00開演 / 18:00開演
  25日(日) 14:00開演
  26日(月) 19:30開演
  27日(火) 休演日
  28日(水) 14:00開演 / 19:30開演
  29日(木) 19:30開演
  30日(金) 19:30開演
  31日(土) 14:00開演 / 18:00開演
2月1日(日) 14:00開演

■料金
一般 3000円
学生 1500円

■チケット
ローソンチケット(Lコード:19002)

■場所
コンカリーニョ
札幌市西区八軒1条1丁目 ザ・タワープレイス1F

■出演
武田晋
山村素絵
藤村忠寿
ツルオカ
能登英輔(yhs)
赤谷翔次郎(パインソー)
山田マサル(パインソー)
大和田舞(劇団リベラルシアター)
氏次啓(パインソー)
吉田諒希(北海学園大学演劇研究会)
KEI(Ever ZOne)
阿部星来(劇団パーソンズ)
小倉祐介(劇団歯ぎしり)
渋木のぼる




(12:39 藤村)

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