2019年09月03日(火)
【防災Weeks】自分のできることから
胆振東部地震から、間もなく1年。
地震当日は、最大震度を観測した厚真町に行きました。
これまでの人生で目の当たりにしたことのない土砂崩れ。
それを見つめることしかできない住民の方。
こうした光景を前に、
どうやって現状を伝えていけば良いのか、
そして、復興復旧に向けて、減災に向けて、
何をしていくべきなのか。
考えさせられる、考えなければならない瞬間でした。
一人暮らしの私が、まず取り掛かったのは食料の備蓄。
家でご飯を食べることが少なく、
レトルト食品や缶詰、お菓子は、一つも置いてありませんでした。
そんな中で発生した胆振東部地震。
停電により飲食店が軒並み閉まってしまい、
厚真町での取材から帰宅して直面したのが、
「食べるものがない」ことだったのです。
翌朝、営業していた数少ないコンビニに駆け込んでしまいました。
電気が使える時に食べられるもの。
ガスが使える時に食べられるもの。
両方が使えなくても食べられるもの。
初歩的なことかもしれませんが、
どのような状況でも対応できるように自分なりに考えて、
今は自宅に備えています。
一度に全てを備えようとすると、
面倒に思え、負担になるかもしれません。
自分にできることから手をつけていけば良いと思います。
ただ、少しずつでも良いから確実に進めていく。
胆振東部地震から、間もなく1年。
改めて、北海道の皆さんとともに、地震に向き合い、
防災・減災の意識を高める機会にしていきたいです。
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