2012年04月24日(火)
テキサス奮闘記【其のニ】
ダルビッシュ投手は、3試合を投げて2勝。
メジャーリーグでも順調に勝ち星を積み重ね始めています。いったい何勝できるのか楽しみが広がるばかりです。
今回は、レンジャーズの本拠地、ボールパーク・イン・アーリントン周辺取材で私が取材したことの中で、恐らく一生忘れることが出来ない体験をご紹介します。
球場周辺には、札幌ドーム何個分の大きさになるのかというくらい大きなシックス・フラッグスという遊園地があります。
高所恐怖症、且つ絶叫系の乗り物が大の苦手の私。
ダルビッシュ投手が「乗ってみたい」と話したというジェットコースター、テキサスジャイアントに乗ってリポートすることが取材に来た使命とばかりにチャレンジしてみましたが、本当に怖かった。
世界最恐という木製ジェットコースターは、容赦してくれませんでした。
木製特有の「ミシッ、ミシッ」という音。「もし崩れたら...」、「木が一本でも折れてしまったら...」など、安全だとはわかっていても、最悪の事態を考えてしまい、汗が止まりませんでした。
高さ47メートル、最大斜度79度。
落ちる瞬間、体が浮き、地面が真下に見えた恐怖は忘れることが出来ません。
ただ、スポーツ担当アナウンサーとして、実況しなければという使命を感じ、ずっとしゃべり続けてはいましたが、頑張っていたのは前半だけで、後半は「怖い、怖い」としか言っていなかったようです。
一人前の実況アナウンサーへの道のりはまだまだ長い...。
ダルビッシュ投手は、まだこの乗り物に乗っていないということですが、皆さん、テキサスに行った際には是非乗ってみて下さい。