2014年11月27日(木)
第40回HTB杯アイスホッケー定期戦
アジアリーグ7位の王子イーグルスと
首位の東北フリーブレイズが対戦した
40回目のHTB杯アイスホッケー定期戦。
これまで王子が引き分けを挟んで14連勝と、圧倒的な強さを見せていました。
今年の王子イーグルスは、外国人不在、ベテランの移籍などで、一気に若返りました。
ディフェンスの最年長は28歳。他のチームを見ても圧倒的に若いチームです。
その分、経験が足りないということが、チームの抱える課題ともいえます。
試合は、東北が1点をリードし、迎えた第3ピリオド。
ここまで苦戦を強いられてきた王子の選手たちが一気に目を覚まします。
エース・久慈選手のゴールで同点に追いつくと、
親子2代で王子の選手という高橋選手が勝ち越しゴール。
その後も追加点を奪った王子が4対1で、
HTB杯の連勝記録を15に伸ばしました。
この試合を実況していた私の脳裏には、
王子の桜井監督が以前話していたことが
ふと思い浮かびました。
「チーム全体が若返って、崩れる時も崩れやすいけど、
勢いが止まらないという良い特徴もある。
誰かのゴールをきっかけに、
そこから手が付けられないような勢いが出てくる」
まさに、その言葉通りの展開になりました。
リーグはまだ半分を終えたばかり。
4シーズン連続でレギュラーリーグ優勝の常勝軍団・王子イーグルス。
ここからの巻き返しに期待です!