2022年09月06日(火)
胆振東部地震から4年。「防災士」資格を取得しました
胆振東部地震から4年。
4年前のきょう、私はヘリコプターに乗り、
厚真町の上空から被害状況を伝えていました。
土砂により道路は寸断され、救急車や重機が災害現場に向かえない。
あの時のことを今も鮮明に覚えています。
私の地元・岩手県釜石市は東日本大震災で津波被害に遭いました。
あの時、遠い北海道にいて、地元の力になれなかったという思いから、
3.11を風化させないための取り組みや、
防災・減災を呼びかけるイベントを開催してきました。
さらに、4年前の胆振東部地震で道内295万戸がブラックアウトに。
自分たちも被災者となり、
より災害への「備え」の大切さを感じました。
さらに昨今、大雨による災害が多発しています。
今年に入ってからだけでも、
道内でも洪水や浸水被害が発生しています。
そこで、災害が発生した時に、先頭に立って
命を守るための行動ができる人間でありたいという思いから、
「防災士」の資格を取得しました。
「防災士」は阪神・淡路大震災を教訓に、
地域の防災力向上のために導入されました。
資格取得にあたり、地震や津波、
火山や豪雨災害についてなどを学びました。
また、避難所を運営する際にどうすればよいのかということも
教わりました。
あとはその知識を、地域の皆さんの命を守るためにどう活かすか。
日々のイチオシ!!やブログなどで発信し、
皆さんとともに災害に備えていきたいと思います。
そこで皆さん、きょう地震や津波が発生した場合を想定し、
備えの確認をしませんか?
きょうのイチオシ!!では、「非常食」について特集します。
被災期間が長くなると、様々なストレスがかかります。
そんな時に美味しいものを食べると、
ストレスが軽減すると聞きます。
温かくて美味しいお店の味や、
自衛隊員も訓練時に食べているという非常食などを紹介します。
あれもこれも準備しなければと思うと、
動くのが面倒になります。
そうではなくて、きょうできること、
今できることから始めてみませんか。