2009年08月04日(火)
当事者になってみて初めて気づく
ゴミの有料化もそうですが、
やってみて、初めて気づくことって多いですよね。
裁判員裁判が今回初めて開かれて
これまでより、ぐっと具体的に疑問や意見が湧いてきました。
裁判員の選別については
性別も年齢もランダムに抽選してるそうですが
個人情報非公開ながら、報道で聞いたところ20代~40代らしいという今回の裁判員。
瞬間思ったことが「若い・・・」
しかも、男性は1人のみで、他5人は女性。
ということは「全員男性」という可能性もあるし
「全員20代」の裁判員になる可能性もあるわけです。
「幅広い世代の男女の裁判員が選ばれる」ことをイメージしていた分
なんとなく、想定外。
例えば、女性に対する暴行殺人などの事件の場合
裁判員全員が女性である場合と、全員男性だった場合では
その判決に違いが出てくるのではないか?とも思うのです。
年代によっても、性別によっても、個人によっても変わる
人の価値観。
物事を「公平」に見るって、たぶん想像以上に難しい。
自分が裁判員に選ばれたとき、
何をもとに「公平」を決めるんだろうか?
と、考えてしまいました。
これも、当事者になってみないと気づけないことなのかもしれません。