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CARAVAN BLOG

2015年8月10日(月) 嬉野です。

2015年8月10日(月)

嬉野です。
2015年のどうでしょうキャラバンも、東北全県、そしてことしは東北に新潟を加えました全7県11会場で、連日の焼けつくような猛暑の中、会場に集まった全員とやけくそのようになりながらもけっきょく和気あいあいと開催されまして、滞りも、もちろん暴動の起きることもなく(^ ^)無事に全行程を終えましたことをここにご報告するものであります(^ ^)

やっぱり今年も楽しかったんです(^ ^)ありがとう*\(^o^)/*その言葉だけです。

キャラバン関係者一同、全員夏休みのガキンチョのように真っ黒けに日焼けして、ただいま札幌へと反転帰路についております。

ノーギャラで、3週間もぼくらのキャラバンに同行してトラックステージの上でLIVE演奏をしてくれた、どうでしょう愛に溢れた打首獄門同好会の大澤くん、飛鳥ちゃん、そして、おなじくどうでしょう愛に溢れた黒色すみれのゆかちんとさっちゃん(^ ^)
物売り以外なんにも無いキャラバンに大いに花を添えてくれました。ありがとう*\(^o^)/*
みんな人気者になっていくからまた来年もつきあってくれるかしら?(^ ^)

そして、今年も暑い暑い会場においでくださいましたどうでしょう猛者のみなさん!ありがとう*\(^o^)/*
家族連れ、幼子を抱き抱えたお母さんお父さん、ご懐妊の妊婦さん、泣き叫ぶガキども、人生の大先輩のお父さんお母さんたち、車椅子で来てくれたみなさん、一人だけでやってきてくれたあなたたち、お客で来たのにボランティアまで買って出てくれて、だんだん顔なじみが増えて行くのも頼もしい限りでございます。本当にご苦労さまでございました。

そして去年も今年もキャラバンに、お出でていないみなさんも、来年はぜひおいでくださいな。
不愉快なほどの暑さの中で何が始まるわけもなく、いたずらに蒸し暑いだけの会場で暑さにノックダウン寸前のていで、さらに無防備に陽射しを浴びるという常軌を逸した経験を自らに持続させるうちには、私生活で抱え持っていた不満も、わだかまりも、苛立ちも、腹立ちも焼け石に蒔いた水のように天高く蒸発していって、そのあとはもうとくにどうでもよくなって、やがて、そんなにおかしくもないはずのことが、わけもなくおかしく思え始め、気がつけば屈託もなく笑っちゃっている自分がそこにいるはずです。
なんでこんな暑いところにいなきゃならないんだと我々スタッフもやってきたお客も思いながら、夏のクソ暑さ程度のひどい目に1日一緒に遭ううちに、いつもは隣の人間に対して張ってるはずの垣根を張る気も起きなくなっており、気づけば人と人との垣根がなくなって、そのせいで誰もが知り合いのように思えてくる。でも、そんなことを経験してみれば、そんな状態こそが不思議と人間には楽しいのだと思えてくる。
他人の中へ向かうときには、いつも張っているはずの他人との垣根をクソ暑さのせいでどこかに置き忘れ、気づけば丸裸で他人がいっぱいの中にいる。その居心地の良さは、思えば、あんまり経験のないことだったりするのです。
経験してみてはじめて、ハァ~これだけのことで楽しかったんだな~って思う。

そう思うと幸せってのは、実はすごい身近に転がっていて、寂しさというものは、そんなことに気づこうとしない自分の中にあっただけのことなのかもしれないな~なんてなことを思ったりもするのでございます。

山を超え、山あいの町に降り立ち、高原に登り、初めて聞くような名の町にトラックを停め、荷をおろしテントを張り、物を売り、手を握り、言葉を交わし、やがて手を振り、旗を振り、いったいどれくらいの人とお会いして別れてきたことでしょう。

ぼくらを乗せて走るバスの車窓に、いまも青々と稲の育つ稲田がどこまでも広がり流れ去ります。
九州の水田地方に育った私にとって眼下に広がる水田は人生の原風景、我が誇り。
この美しい風景とともにどこまでも生きていきたいものです。
ニッポンよいつまでも平和であれ。
ぼくらは、いっぱいいっぱい好い時間を過ごさせてもらったのでございます。
みなさん。どうもありがとう*\(^o^)/*
また来年。

それまで、各自の持ち場で奮闘願います!
解散!