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グッド!モーニング
嬉野です
近頃、やたらモテ期と評判のひょうがら兄が、大阪府柏原市にある柔道着工場を単身で訪れました。
本日は残念ながらひょうがら弟は別件で同行できず、寂しくひとり旅でございます。
なんでも、ひょうがら兄は、柔道着の刺子(さしこ)生地の風合いに魅せられて特注の羽織をプロデュースした そうで、今日は、その視察に工場を訪れたのでございます。大阪出張。
そのとき、工場の門の辺りに怪しい女の影ひとり
その表情にも何やら思いつめたものがある。ややや!そして、この女もまたひょうがらではないか!
いったいこの女は誰なのか?
ひょうがら兄の大阪の旅は、かくして始まりから暗雲が立ち込め、謎が謎を呼ぶ予感なのでした。
さて今回、ひょうがら弟がロケに参加できなかったので、急遽、コン事の熊谷さんに出演を要請し、感動の再会物語に仕立て上げようと画策しましたが、残念、熊谷さんにも時間がなくて。
取材の合間に感動の再会シーンを撮ってる時間もなかったので。
再会シーンは大胆に割愛してナレーション処理で済ましてしまおうと思います。
悪しからず。
では、説明しよう。
この2人は幼い頃に生き別れとなったひょうがらの血を分けた兄と妹なのだった。
兄は流れ流れて弟とともに北海道で育ち、妹はひとりぼっちで大阪で育ち、この柔道着工場でお針子の職を得ていたが、本日、奇跡の再会を果たすこととなる。めでたし、めでたし。(その再会のシーンは皆さんの想像力にゆだねます)
本日、ひょうがら兄が訪れたこの会社こそ、柔道着の老舗として世界にその名が轟く株式会社九櫻さん
この方は社長の三浦正彦さん
三浦社長の言うには、九櫻さんは、生地の織りから、裁断、縫製まで、すべての工程を自社で賄える名実ともに完璧なメイドインジャパン製品を作っている会社なのだそう
ただ、お針子さんを募集しても日本の若い人はちっとも集まってくれないらしく、その求人にはベトナムから来たお嬢さん方が集まって技術を継承してくれているという変化球なメイドインジャパンとなっているのだそうです
そこでひょうがら妹もお針子として働いていて、今回、兄と妹は偶然の再会を果たした、とご想像ください。
ひょうがら兄妹と、2人の再会を喜ぶ三浦社長。
九櫻さんはヨーロッパをはじめとする世界の柔道界で、その技術を高く評価され、現在、28ヵ国の選手に柔道着を提供している世界に名の知れた有名企業なのである。
さてさて、工場ではすでにひょうがら兄が、プロデュースした刺子の羽織が続々と仕上がっていた。
試着しようと袖を通すひょうがら兄。
紐を結んで
威風堂々
しかも羽織の裾には
onちゃんの刺繍をチラッと見せるワンポイント処理
2箇所ある紐を
それぞれ仕舞うと
ジャケットのようにも羽織れてしまう
女子が羽織っても
このように可愛い
とにかく丈夫な柔道着をもとにした刺し子の織りだから長く着られるので、どんどん擦れていってもそれが味となる
これは日本柔道の祖、嘉納治五郎先生ご愛用の柔道着(レプリカ)。
長く愛用していただければ、このようなヴィンテージ品にすることも可能でしょう
ところで、刺子とはそもそもどんなものなのか?
刺子の生地を織っているところを見せてもらいました。
こちらは織布部の今井さんです。よろしくお願いします
これが刺子で織った高級柔道着なんですが
上と下とで織りが違うんです
こんな具合にね
そしてこの太い経糸(たていと)を刺しこんで丈夫にしている、ここが刺子なんです。
刺子は、こんな感じで細い糸で2枚の布を同時に織っていくんです
そして、その細い糸で織られていくその2枚の布を、こんなふうに太い経糸で1枚に合わせて
丈夫で厚い1枚の布に織っていくんです。だから刺子の生地は分厚くて丈夫なんです。
そのため生地は、糸鋸のようなもので裁断することになる
これです
しかし、実に器用に
こんなこまかいカットも狂いなく裁断して行く
職人技に驚嘆するひょうがら兄妹
この厚みをいっぺんに裁断して行くのだ
ここでも高い技術力を見せつける株式会社九櫻。
ちなみにひょうがら兄プロデュースの羽織の襟を縫うときは
このように金槌でトントン叩いて折り目をつける
そして
一気に
縫って行く
このとき完璧に
折り目を合わせて縫い付けるのだ
そして縫い付けた糸はどこにも見えないこの技術力
ひょうがら兄も大満足である
そしてひょうがら兄は、この刺子の生地でさらに、
onちゃんのぬいぐるみまで発注したのであった
アパレルでパターンから縫製までやってきたプロの伊須田さんも、ぬいぐるみは初めて。しかもオール刺子でぬいぐるみというのも前例がない
そもそも九櫻は丈夫に縫う癖がついてるから、ぬいぐるみとしてのフォルムに可愛さを出すためには、その縫い方も加減しなくてはならなかったらしい。
たとえば糸目を緩くするとかして可愛さを出す工夫をしたのだそうである。とはいえ、刺子のぬいぐるみは普通のぬいぐるみより相当丈夫であるらしい。
そして、onちゃんが黄色くないだけでなく、1つ1つのonちゃんの顔の色さえも違って、総数50体のうち、1つとして同じものがないのだという。
onちゃんの手足も実に細かく縫われていた
そしてその色もまた1つ1つ違うのだ
onちゃんの目と口は
レーザーでカットされ
その目の色も、顔の色に合わせた色が選ばれて行く
目と口の配置も狂いなく
位置決めされて行く
こうして
かつてない刺子のonちゃんぬいぐるみが出来上がったのである
これはぬいぐるみのキャップだけど、そのうち、こんな可愛い刺子のリアルキャップも出来上がるのかも知れない
刺子製のonちゃんぬいぐるみの背中には九櫻さんのファスナートップがついていて、これも素敵。
ぬいぐるみには、これも刺子の生地でナンバリングのタグもつけられてます~
どうぞみなさんお手元に置いてくださいね~♪
と、ひょうがら3きょうだいも自信を持ってススメルのであった。
ややや!
兄と弟が手にしてるのは何?
実は、もうひと品。
刺子のコインケースもあるそうです。
お色も3色ご用意しております♪
ボタンには九櫻さんのロゴが美しく輝いております~♪
買ってね