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外国人がガチで投票!世界アニソン総選挙
文・イラスト:うさ 出版:くもん出版(2014年3月)
あの日、多くの人とともに旅立った、大切に飼われたペットたち。
動物の目線で描かれた、実話をもとにした物語。
飼い主に愛され、天国に旅立ったペットたち。
この本には、ペットたちを取り巻いた当時の惨状や、周りの家族の悲しみが、滲み出ていました。
人はもちろん、動物にも心があります。
その気持ちやペットを取り巻く現状を、考えるきっかけになっていますように。
文:淺沼ミキ子 イラスト:黒井健 出版:金の星社(2013年5月)
岩手県陸前高田市で震災に遭い、長男を亡くしたお母さんが、
その悲しみを乗り越えるために2年の歳月をかけて言葉をつむいだ絵本。
2歳の息子がいる私は、初めてこの本を読んだ時、止めどなく涙が流れました。もし自分が同じ立場だったら…と考え、思いが重なると、何度読んでも涙が枯れることはなく、同時に、沢山の方にこの絵本の存在を知ってほしいと強く思いました。
イベント当日は大勢の方が私たちの朗読に足を止め、真摯な表情で聞いて下さったことがとても印象に残っています。本当にありがとうございました。言霊が亡くなった息子さんに届いていますように…。
福島のこどもたちから届いた大切な言葉
著編:青い窓の会 出版:WAVE出版(2013年3月)
福島の子どもたちの、あの時の記憶。そして未来への決意表明を綴った、詩集。
あの日を経験して、変わったこと。変わらなかったこと。今、大切なこと。
子どもたちの言葉には、あの日の出来事を捉えるだけでなく、未来への希望の光がみえるように感じました。
何度も何度も読み込むと、その希望が強く感じられ、読み方もどんどん変わっていきました。
子どもたちの想いが、未来予想図が、みなさんに届きましたか。
震災直後から被災地の子どもたちをボランティアで支援し続けている元札響の首席チェリスト、土田英順さんによるチャリティーコンサートを行い、土田さんが設立した「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」への寄付を呼びかけました。土田さんが演奏するのは、津波にのまれて亡くなった女性の壊れたチェロを譲り受け見事に蘇らせたもの。鎮魂の祈りを込めた音色に多くの方々が立ち止まって聴き入って下さいました。
延べ117人の皆さんから寄せられた12万3,740円の募金を「じいたん子ども基金」に全額寄付させて頂きました。ありがとうございました。
今の被災地を取材し、
見たこと感じたことを伝えたいという思いで向かった宮城県石巻市。
私が心打たれたのは、長く辛い仮設住宅暮らしを余儀なくされている方たちが
前を向いて明るく生活をしている姿でした。
撮影させてもらった笑顔の写真を会場に展示したところ、
「元気と力をもらった」と涙を流して見てくださる方もいました。
HTB報道部の岡野馨記者が福島県いわき市や飯舘村などを取材。
そこで見えた“福島のいま”をお伝えしました。
マチの至るところに置かれた、放射線量の高い土などが入った黒い袋。津波の爪痕がいまだに残る住宅。福島の映像がスクリーンに映し出されると、沢山の方が真剣な表情で足を止めてくださいました。
岡野記者が繰り返し訴えたのは、被災地の現状は刻々と変わり続けていること。
被災地のいまを伝え続けなくてはと強く感じました。
札幌自由が丘学園の皆さんによるメッセージカードの制作。
道民の方々から寄せられた多くの想い、そのすべてを被災地、宮城県仙台市と女川町の仮設住宅の集会所に届けました。
震災と今なお向き合い続ける東北の方々へ。
HTBでは、今後も活動を継続していきます。
被災地出身として、後ろを向くのではなく、常に前を向いて、被災地の現状を
積極的に皆さんに伝える活動を続けていきたいと思います。
仮設の被災者に元気と勇気を届けていただき有難うございました。桜の花に心のこもったメッセージを届けていただき、仮設の皆さん読みながら、勇気と元気をもらいますと楽しく話しています。遠い北海道から応援していただき、有り難く感謝を申し上げます。
尊い命を奪った東日本大震災から早4年が流れました。あっという間でそしてとても長い4年間でした。
震災から生かされたものとしてこの日を迎えるたびに考えます。18,475名の多くの人が亡くなられ、信じがたい現実が目の前に広がり途方に暮れた日々を思い浮かべます。
4年間の歳月を乗り越えられたのも、多くの方々からの励ましや支援、助け合いの応援に立ち直る力を頂きました。どんなにつらい環境にあっても、人の絆と乗り越えようとする前向きの力が原動力になって頑張れたと思います。
復興への道のりは決して平坦なものではありませんでしたが、心を一つにして歩んで来た成果が今少しずつ形になろうとしています。仙台市では防災集団移転先の造成地が3月31日でほぼ終わり、住宅建設が早く進むことを願っていますが資材不足・人手不足・建築費の高騰等で予定通りに進むのかと心配しています。高齢者が多いので1日でも早い復興を願っています。
皆さんの応援でここまで来ることができ復興できればうれしいねと皆さんで話しています。
震災以前の生活を懐かしむことも良いけれど、元の土地には戻ることもできないのだから、これからの生活の良い部分を楽しんで、毎日を元気に過ごして行こうと思っています。
北海道よりたくさんの人達から応援して頂きありがとうございました。
平成27年3月19日
宮城県仙台市 高砂1丁目公園仮設住宅
福島から札幌に移住した宍戸慈さんは
「地元ではキレイな花を見ても汚染された花だと思ってしまったが
北海道で羊蹄山を見たとき、素直に感動できたことが嬉しかった」
と話しました。震災は今も目に見えない影を落としているということ。
何気ない日常にこそしあわせがあるということに気づかせてもらいました。