水曜どうでしょうDVD第9弾
北海道212市町村カントリーサインの旅Ⅱ/
サイコロ4~日本列島完全制覇~
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- ≪封入おまけ≫
紙製ペナント
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- ≪特典映像≫
●「未公開シーン すべて見せますよぉ」
(1997年12月3日放送)
●「サイコロ4」より 未公開トーク集
●「212市町村カントリーサインの旅Ⅱ」より マニアのための大泉洋驚き顔全集
≪内容紹介≫
1997年秋。
男はまた、だまされた。
北海道内を回ると言われ、男は薄汚れたジャージに皮ジャンといういでたちで車に乗る。
だが数時間後に彼は、遠い出雲の国に降り立っていた。
「今回もだまされた...」
男はカメラの前でうなだれる。
「お見事!」
テレビの前で視聴者は手をたたいて喜ぶ。
その痛快なまでのだまされっぷりが番組の見せ場となり、企画が立ち上がるたび、
「今度はどうだましてやろうか」と番組関係者は想いを巡らせ、
「今度はどんなだまされ方をするのだろう」と視聴者は期待するようになった。
だが、いつしか番組関係者も視聴者も、彼の行動を怪訝に思いはじめる。
そして、全員の脳裏に不安がよぎる。
「こいつ、バカなのか」
だがこれは、バカにはできぬ芸当であった。
これは、あの男の恐るべき集中力のなせる技だったのだ。
男は目の前に与えられた課題に脇目もふらず喰らいつく。
面白くしよう、面白くできる!という男の迷いのない一点突破型の執念は、やがて熱病のように加速していく。
男にはその課題が偽りだなどと疑うヒマはなかった。
だまされていることに気づいているヒマなどない。
それが、男の持つ天才だったのだ。
大泉洋は、バカじゃない。
本作「サイコロ4」のにおける冒頭のだましを見れば、「そうでも考えてやらなければ」と、あなただって思うだろう。
「北海道212市町村カントリーサインの旅Ⅱ」
「サイコロ4~日本列島完全制覇~」――‐。
1997年秋。番組が始まって1年を過ぎたあの頃。
1人の男をだまし、1人の男に甘いものを食わせ、カードを引きサイコロさえ振っていれば番組は出来ると信じていた男たちが、迷いも無く作り上げていた時代の作品である。
どうぞお手柔らかに御覧ください。