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中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!/前枠・後枠 傑作選

水曜どうでしょうDVD第22弾
中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!/前枠・後枠 傑作選

  • ≪封入おまけ≫

    コスタリカ 大ケツァール展 記念ポストカードセット

  • ≪特典映像≫

    ●未公開シーン 「ミスターのダジャレ」
    ●未公開シーン 「マリーノのジョーク」
    ●未公開シーン 「カルロスのジョーク」
    ●水曜どうでしょう祭 UNITE2013 おまけ映像
    ●オープニングアニメーション

≪内容紹介≫

2001年 春
男は中米のジャングルにいた。「先生!撃ってください!」
突如ジャングルに哀願するようなスタッフの切迫した声がこだまする!
だが先生と呼ばれる男からはいっこうに声が上がらない。
「早く!」
スタッフの声はいよいよ悲鳴に近づく!「ちょっと待て...」男は首から下げた巨大なカメラを手にして焦るばかり。ついにスタッフは絶叫する!
「いいから撃って!先生!撃って!とにかく撃って!」
パニック映画さながらのこの混乱したやり取りからは、これが中米のジャングルに生息する奇跡のように美しい鳥ケツァールをカメラに収めに来た優雅な企画であることは既に感じ取れなくなっている。これは明らかにカメラ機材の選択ミスであった。
フルオートの時代にピントも手動なら露出も手動、あまりに画質本位に設計されたカメラの持て余す重量。そしてこの巨大なカメラにさらに取り付けなければならないバズーカ砲にしか見えない長大な600mmの望遠レンズ。この、持つと肩が抜けそうに重く、鉄とガラスのかたまりにしか見えない重量級の望遠レンズをカメラに装着したまま男に持たせてジャングルを歩かせるのは拷問であるから、しかたなく歩行中は巨大すぎるバズーカはカメラから外しスタッフが背負って歩いた。だが、被写体は野生動物だ、神出鬼没で突然現れる。現れるたび現場はパニック。そこはもう戦場であった。
とてもじゃないが「撮って」という言葉は出てこない。「撃って!」である。なんならもう被写体を撃ち落として欲しいくらいの本末転倒した気分だったのである。

「中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!」

これは水曜どうでしょうが野生動物をめがけて旅をして見事に遭遇してしまった壮絶な記録である。
ほかに水曜どうでしょう名物の前枠後枠の歴代の傑作を一挙に集めた「前枠・後枠 傑作選」を箸休め的にカップリングし今回も愛蔵版となっている。見ましょう。