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ヒョウ柄はつらいよ~小樽ガラス純情篇~
2025年1月20日
グッズの話
旅するヒョウ柄兄弟
旅のあては知らねど
今日もさすらい行く
ここは小樽
着いたね兄さん。
遥々来たな弟よ。
兄さん。ここが噂のガラス工房だよ。
小樽よ。趣ある町よ。愛しの町よ。
紹介するよ兄さん。ここが「キム グラス デザイン」だよ。
弟よ。ここがそうなのか。
ところで弟よ。隣の女は誰だ?
コンテンツ事業部の熊谷さんです。
みなさんこんにちは。コンテンツ事業部の熊谷です。このたび、小樽のクリスタルガラスを使った吹きガラスの製法で水曜どうでしょうグラスを製作いたしました。手作りのグラスって素敵ですよね。
ご紹介します。こちら、「水曜どうでしょうグラス」を製作してくださったガラス工芸家の木村直樹さんです。
そーか、そーか。アーティストさんなんだな。よし、さっそく名刺交換しとくぞ弟よ。
この方は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のトロフィーも作った人なんだってね。第一印象だけでも良くしとかないとね兄さん。
ややや。兄さん。これが木村さんの作品なんだね。
弟よ。なんて素敵なフォルムなんだ。
あ!兄さん。その。。ガラスに見惚れてる感じ。。ちょっと1枚!
弟よ。こうか?
こ、こうか?
こ、こうか???
え、そっちか?
どーも、嬉野です。
さてみなさん。突然ですがミスターが手にしているグラス。よく見てください。
水曜どうでしょうのロゴが見えますよね。これはですねぇ、
あの記念すべき。あの懐かしい。
なるほど兄さん。ぼくらが小樽までやって来たのは、これの紹介だったんですね。
そういうことだったんだな。
そして兄さん。ぼくたち、こんなとこ撮られちゃってるけど、印象悪くないかなぁ。
そこなんだよ弟よ。油断できない。それがヒョウ柄兄弟のつらいところよ。煙草も吸いにくくなったね。
木村さんのガラス製法は
型を使わない。いわゆる熟練職人の勘だけで
指定された寸法へ
ひとつひとつ仕上げて行く
匠の技なのです。
だから
どのグラスも
指定された寸法の
同じ形のグラスになっていくのに
ひとつひとつのグラスは
ひとつひとつ
どこか違う
味わいと趣を持ってしまうのです
ひとつ。またひとつ
匠がガラスに命を吹き込むたびに
無心に
意欲的に
匠はガラスと向き合うのです
風船のようだったガラスにハサミで切り込みを入れ
片手で回転させながら
もう片方の手で飲み口を広げグラスにしてしまう
こうして、燃えるほど熱を帯びたガラスは
人の手だけで形を与えられ、美しいグラスになれと命を吹き込まれてゆくのです
出来上がったグラスはこのとき
まだ500℃と超熱いのです
それでもガラスは急激な温度変化を嫌うので、ゆっくり、ゆっくり、ゆ~っくりと冷やしてあげなければなりませんから
500℃のグラスは、500℃に熱されたこの庫内で、温度を管理されながら500℃からじわりじわりと温度を下げられ
およそ12時間かけて
70℃にまで冷やされてゆくのです
そのあと庫外に出して自然に冷ませば強くて美しいグラスの完成です。
小樽のガラス工芸の匠と北海道テレビとヒョウ柄兄弟が、ひとつひとつ心を込めて皆様にお届けする「水曜どうでしょうグラス made in OTARU」
どうぞ、お持ち帰りくださり、あなたのお側に長く置いていただけますよう
コンテンツ事業部の熊谷から
皆様へのご提案でございます
▼HTB公式YouTubeチャンネル「はじまらさったTV」で動画も公開中▼
※記載されている情報は、それぞれ公開当時のものです。予めご了承ください。