2020年5月30日(土)午前10時40分放送 折茂 49歳の決断 -秘めた苦悩-
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【内容】
2019-2020のシーズン開幕直前、レバンガ北海道の折茂武彦が引退を決めた―。
現役最年長『バスケ界のレジェンド』の決断の裏側には、密着取材を続けてきた私たちに明かしてくれた「真実」がある。限られた人にだけ伝えていた自身の病気。思うようなプレーができないことへの怒り。苦悩を心にしまい走り抜けたラストシーズン。折茂が普段誰にも見せない"心の揺れ"をカメラで必死に追いかけた。
折茂武彦の心を動かしたものは
2007年、37歳で強豪・トヨタ自動車からレバンガ北海道の前身・レラカムイ北海道に移籍してきた折茂武彦。40歳の時にチームの運営会社が経営破たんし、以降は自ら「選手 兼 代表取締役社長」として経営に携わり、チームを引っ張ってきた。そんな折茂が現役27年目の集大成として臨んだラストシーズン。
「未練や後悔を押し殺してきた」
ただ勝つことに飢えていた"孤高の天才"が、50歳のいま、たどり着いた境地がある。
【出演者プロフィール】
<折茂武彦>
1970年5月14日 埼玉県生まれの50歳。
日本大学を卒業後、トヨタ自動車に入社。世界選手権出場(1998年、2006年)など数多くの日本代表経験を持つ。2007年にレラカムイ北海道に移籍するも、チームは4年後に経営破綻。自ら運営会社を立ち上げることを決意し、2011年からはレバンガ北海道の選手兼代表としてコートに立ち続けた。2019年1月5日、日本出身選手として初のトップリーグ通算1万得点を達成した。
ナレーション
谷口 直樹(HTBアナウンサー)
【制作スタッフ】
ディレクター 松浦 真季 太田 明生
プロデューサー 和嶋 利典
編集 八重樫 杏子