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あなたとHTB
このページは平成22年6月20日放送分から引用しています。
タイトル
オープニング
貝殻島のコンブ漁
大野恵アナ
道東に初夏の訪れを告げる風物詩、北方領土・貝殻島周辺でのコンブ漁が始まっています。6月1日には、根室の納沙布岬沖に漁協の指導船を含む256隻が集まり、午前6時の解禁とともに出漁しました。貝殻島周辺のコンブ漁は、民間協定により、ロシア側に採取料を支払い行われています。水揚げされるコンブの多くは、柔らかく調理に適した「棹前コンブ」です。漁は9月末まで行われます。
佐藤よしつぐアナ
おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともによりよい放送を目指すための番組です。
大野アナ
番組の最後には視聴者の皆様へのプレゼントもありますので、 どうぞ最後までご覧ください。
大野・佐藤両アナ
佐藤アナ
最初は4月と5月の「HTB放送番組審議会」での審議委員の主な意見を紹介いたします。
4月の審議会では、テレビ朝日系列24社の「放送番組審議会委員代表者会議」で討議される「地方局のコンテンツ力、情報発信力」というテーマについて議論していただきました。それでは委員の主な意見です。
4月の番審風景
大野アナ
◇HTBはスペシャルドラマ、テレメンタリーなどで国内外の各賞を受賞、海外への情報発信などコンテンツ力の観点では、力量を備えている。これら良質の作品の再放送を全国に向けて積極的に行うべきである。
◇HTBは「水曜どうでしょう」に代表されるように、お金をかけずとも切り口を工夫し、ニッチな視点で番組作りに臨んでいる。
◇北海道を応援することを基本スタンスに、見ていて楽しく、勇気をもらう、行ってみたい、食べてみたいなど、視聴者のアクションにつながる番組を期待したい。
◇高齢化、介護、障がい者の問題など社会的に意義深いテーマを、HTBならではの個性的な切り口と鋭い視点で、積極的に発信して欲しい。
◇HTBのデータ放送は大変優れたツールだ。ますます情報のソースを拡張し、内容を充実させていただきたい。同時に情報の過多は視聴者に混乱を与える懸念もある。利用度に合わせた取捨選択も必要だ。
◇番組制作に際し、地域住民は何に関心があるのか、どういう生き方をしているのか、しっかりとリサーチし実態を把握することが重要だ。
◇視聴者からの情報発信を受け、テレビ局が素早くコンテンツに取り込むことで、より地域密着の情報を視聴者に届けられるのではないか。
◇マスメディアとしてのテレビは、その時代のマスを対象とすべきである。現在の日本のマスは高齢者層だが、キー局によるコンテンツは移ろい易いはやりを追うだけで、現在のマスを対象としていない。
◇大都市圏で生活する団塊の世代が第一線を退き、自らの人生を振り返るとき、ふるさとで共有されていた歴史性・公共性のあるイメージを映像に求めるのではないか。
◇だとすれば、ゴールデンタイムの枠で、各地域局制作の番組を順次放送するなど、地域局とキー局が双方の弱点を補強する本来のネットワーク機能を生かす方策を考えるべきであろう。
といったご意見でした。
佐藤アナ
5月の放送番組審議会では、テレメンタリー2010「流氷なき~凍らぬ海の異変~」について審議しました。この番組はHTBでは4月17日に放送されたものです。
それでは、審議委員の主な意見です。
流氷なき~凍らぬ海の異変~
大野アナ
◇流氷科学センターの青田所長が「クリオネの住む海がなくなるかもしれないんだよ」という言葉が心に深く響いた。
◇研究者、気象台観測者、ダイバー、流氷ガイド、漁師、カメラマンなどへの丁寧な取材と、それを裏付けるデータ、制作者の主観を排した、事実に徹した客観的な制作手法に好感が持てた。
◇地球温暖化について大上段に構え、教条主義的に問う番組が多い中で、流氷という視点に絞って、経験と事実を積み重ねて淡々と伝える手法は説得力があった。
◇調査船の魚眼レンズを通した流氷の映像は大変興味深かった。空撮や海中の迫力ある映像、オホーツク全体の極めて美しい映像に圧倒された。
◇紋別や知床などを地図に示すことで、オホーツク全体の位置関係を道外の視聴者にも分かりやすく伝える工夫が凝らされていた。
◇番組とタイトルがシンクロしている。「流氷無き」「流氷鳴き」「流氷泣き」がこめられた秀逸なタイトルだ。
◇本当に、流氷の減少は気温上昇だけが原因なのか疑問。エネルギー消費がCO2増加につながり、気温が上昇し環境が破壊されると簡単に結論づけるのは問題だ。
◇地球温暖化説のベースはIPCC(気候変動に関する政府間パネル)による報告であるが、そのデータに捏造があるとする意見も浮上している。
◇地球温暖化は既成事実という断定は避け、反対の議論が存在することも合わせて伝えるべきではないか。
◇北海道で4度の気温上昇は、マイナスからプラスの世界へと異なる局面へのシフトを意味する。マイナスの世界を失うことは北海道全体に大きな影響を及ぼすという側面も取り上げるべきだった。
◇放送時間があまりにも遅すぎる。もっと多くの人が見られる時間帯で放送されることを望みたい。
といったご意見でした。
今後の番組制作の参考にさせていただきます。
次回の放送番組審議会は、今週火曜日、6月22日です。
佐藤アナ
さて、番組審議会でも話題となりましたが、HTBの番組が国内外のコンクールで受賞したニュースが相次ぎました。
スペシャルドラマ「歓喜の歌」授賞式
佐藤アナ
ドイツで開かれた国際コンクール「ワールドメディアフェスティバル2010」のエンターテインメント部門・ファミリースペシャルでは、開局40周年記念のスペシャルドラマ「歓喜の歌」が金賞を受賞しました。授賞式は5月19日、ドイツのハンブルグで行われました。
テレメンタリー「憧れのトムラウシで」
大野恵アナ
テレビ朝日系列24社で制作するドキュメンタリー番組「テレメンタリー」。
2009年度最優秀賞にはHTB制作「憧れのトムラウシで・・・~検証 夏山遭難8人凍死~」が選ばれました。去年7月、大雪山系トムラウシで起きた本州の登山客ら18人のパーティーの遭難。山岳ガイドを含む男女8人は何故、夏山で凍死したのかを検証した番組です。
次は、ギャラクシー賞受賞のニュースです。
第47回「ギャラクシー賞」授賞式
佐藤アナ
放送批評懇談会が主催するギャラクシー賞「テレビ部門」の「優秀賞」に去年12月に放送されたHTBスペシャルドラマ「ミエルヒ」が選ばれました。「ミエルヒ」は江別市を舞台にヤツメウナギ漁を営む父と報道カメラマンの息子の絆を描いた作品です。
また、HTB「イチオシ!」ニュースでシリーズ展開している「地方議会調査報道」も「報道活動部門」で選奨を受賞しました。
HTBはこれからも、視聴者の皆様の信頼と支持を得られるよう努力して参ります。
続いて、地上デジタル放送のご案内です。
<デジサポPR(1)>30秒・親孝行編
<デジサポPR(2)>30秒・局キャラクター編
佐藤アナ
さて、北海道の地上デジタル放送は、2006年6月1日にスタートしましたが、来年の完全デジタル化まであと400日を切りました。 アナログ放送は、2011年7月24日までに終了することになっておりますが、今年の7月5日月曜日からアナログ放送では画面が変わります。 いま、この番組をアナログ放送でご覧の皆様の画面は横長になっていて、上と下に黒味が出ていると思います。これをレターボックスの画面といいます。7月5日からはNHKを含めて各局の全ての番組がこの形で放送されます。どうぞご了承ください。 なお、地上デジタル放送に関する問い合わせは「総務省地上デジタルテレビジョン放送受信相談センター」までお願いします。
大野アナ
ここで、札幌の夏の風物「PMF・パシフィック・ミュージック・フェスティバル2010」をご紹介します。
昨年のPMFピクニックコンサート
世界各地から厳しいオーディションで選ばれた若き音楽家・アカデミー生たちは来月5日に札幌に到着、レッスンや演奏会を重ね、8月1日・日曜日には札幌芸術の森野外ステージでHTBが協賛するピクニックコンサートに臨みます。是非お出かけ下さい。お問い合わせはPMF組織委員会。電話011-242-2211番までお願いします。 HTBではこの秋、このPMFの特別番組を放送する予定です。こちらもご期待下さい。
佐藤アナ
次に、HTB主催のイベントをご紹介します。
「スタニスラフ・ブーニン」オール・ショパンピアノリサイタル
ショパンイヤーのクライマックスを飾る「スタニスラフ・ブーニン」オール・ショパンピアノリサイタル。お楽しみに。
大野アナ
「全国童謡歌唱コンクール」の応募締め切りが迫っています。
童謡歌唱コンクール出場者募集
締め切りは今月25日金曜日、消印有効となっています。
佐藤アナ
札幌大通公園では、おいしいイベントが始まっています。
さっぽろ大つけ麺博
大野アナ
ここで、プレゼントのお知らせです。
きょうは「ウシのonちゃんクローバーのぐち」を3名の方にプレゼントします。
ウシのonちゃんクローバーのぐち
お申し込みのあて先はごらんのところです。どうぞおはがきで
お申し込みください。今週23日水曜日の消印有効です。
あて先 〒062-8501
HTB「あなたとHTB」プレゼント係
本日の放送日とご住所とお名前、電話番号と「あなたとHTB」へのご感想を書いてお送り下さい。
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
佐藤アナ
では今日はこの辺で失礼します。