- 2016年11月13日
放送 特集企画「肺がんと上手に付き合ってくためのチーム医療の実践」
(2)肺がん経口治療薬に特化した薬剤師の活動
日本人のがん死亡のトップである肺がんの化学療法は、分子標的治療薬の開発によって生命予後を延伸するとともに、経口薬の登場によって、医療機関ではなく生活の場での治療が可能となった。しかし、分子標的治療薬の内服治療では、従来の点滴薬と異なる副作用がみられることから、鹿児島大学病院薬剤部では、肺がん経口治療薬に特化した薬剤師外来を開設した。番組では定期受診時に些細な副作用も見逃さぬよう独自のチェックリストを作成して診療にあたる薬剤師の活動を取材した。
医師紹介

呼吸器内科 水野圭子
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医

薬剤部 松田絹代
がん薬物療法認定薬剤師
