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台風10号・災害関連情報

一部無料の道東道で"Uターン"ラッシュに住民困惑

 台風の影響で通行止めになっている国道の代わりに、一部の区間が無料となっている道東道をめぐり、ある異変が起きています。インターチェンジのすぐそばで相次ぐUターン。困惑の声があがっています。
 台風の影響で通行止になっている国道274号・日勝峠の代替道路となっている道東道。占冠インターチェンジと音更帯広インターチェンジの間で乗り降りした場合に限り、無料の措置が続いています。多くの車が押し寄せる占冠インター。問題となっているのは、その車のマナーです。車によってなぎ倒されたとみられる「一時停止」の標識。大型車が、わき道や私有地を使ってUターンするため、危険な状態にあります。近くの牧場では「この道を入ってきて、ここで曲がるから。うるさいのと、回るのには畑に入るから、対策考えてくれないとこっちが困る」と話していました。また、道路を利用するトラックのドライバーからは「ウインカー右に出てて、そのまま右折するのかなと思ったら、ぐるっと回ってて。あれは危ない」という声も聞かれました。村や北海道開発局は、インターから3分ほどの道の駅の利用を推奨していますが、迷惑運転が減る気配はないといいます。占冠村は5日にも警察などと対策を協議する予定で、中村村長は「Uターンする車が多いので、ユータンできる場所、誘導ができるのか、明日の会議で相談したい」と話しました。

(HTBニュース)