「心から謝罪したい」過去のアイヌ民族に対する研究姿勢を反省 謝罪する声明を配布 日本文化人類学会
2024年 4月 5日 18:11 掲載
先月下旬、日本文化人類学会は、過去のアイヌ民族に対する研究姿勢を反省し、心から謝罪する声明を出し、5日に会見を開きました。
日本文化人類学会・真島一郎会長)
「文化人類学会は、アイヌ民族の皆様にいま改めて学会全体として、心から謝罪したいという思いから、この度の声明を出すことになった次第です」。
先月下旬、日本文化人類学会は、過去のアイヌ民族に対する事実の認識を欠いていたなどの研究姿勢を反省し、謝罪する声明を、アイヌ民族の人々などに配布しました。
5日、声明に関する会見を開き改めて謝罪をし、日本文化人類学会からは「声明はアイヌの遺骨問題に直接関わるものではない」、「しかし、遺骨問題は文化人類学が関わってきた重要な問題の一つであることは認識している」などとしました。
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