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ふわふわしっぽが木から木へと飛び移る「私を撮って」と現れた生き物の正体は…北海道・滝上町

北海道のオホーツク海側の町、滝上町の視聴者が送ってくれた映像です。
林の中に1匹の細長い生き物が…!

「珍しい!オコジョだ…」

人の存在に気づいても逃げるそぶりも無く木から木へと移動します。

撮影した方によりますと今月10日のお昼ごろに、滝上町の林の中を散歩しているとガサガサと音がしたので見てみるとこの生き物が木から木へとはねていてまるで「私を撮って」と言っているようだったそうです。

そんなわけでこの生き物はなんなのか2つの動物園に聞いてみました。


■釧路市動物園の見解
「多分エゾクロテン」
エゾクロテンは頭胴長(頭からしっぽの付け根まで)50センチに対し、オコジョは20センチほどで小さめです。また、しっぽの形がエゾクロテンだとふさふさしていて長さが17センチほど、オコジョだと細いしっぽで5~6センチ。
人前にまったく現れないわけではないが映像は珍しい。

■旭山動物園の見解
「エゾクロテンで間違いない」
クロテンは木登りが上手で鳥の巣、リスの巣なども襲います。
肉食傾向の雑食です。果実も食べます。
地域によっては住宅の近くにも生息しているので、普段は見かけなくてもたまたまタイミングが合えば姿を見られることもある。


ということでした。

細長い生き物の正体は、北海道の固有種で準絶滅危惧種のエゾクロテンでした。

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