小樽市にある製缶大手企業の子会社で、およそ3億5000万円を着服し解雇された男が、会社から120万円をだましとった疑いで逮捕されました。


詐欺の疑いで逮捕されたのは、小樽市の「昭和製器」元社員＝堀井友二容疑者です。
堀井容疑者は先月7日ごろ、インターネットバンキングで会社から自分の口座に120万円を振り込ませ、会社の金をだまし取った疑いがもたれています。

堀井容疑者は当時、経理を担当していました。

親会社のホッカンホールディングスによりますと、堀井容疑者は2015年8月以降およそ3億5000万円を着服していて、4日付で懲戒解雇されました。

警察の調べに対し堀井容疑者は容疑を認め、「競馬や競輪などギャンブルで遊ぶ金がほしかった」と話しています。

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