札幌は春を通り越して夏の暑さとなり、気象台ではサクラの開花観測が始まりました。
開花はいつになるのでしょうか。


森唯菜アナウンサー）
「日差しがとにかく暑いです。札幌は今年初めて夏日となりました。ジャケットもいらないくらいです」


一気に夏がやってきました。札幌は最高気温が26.1℃と観測史上最も早い夏日となりました。


札幌市民）
「うれしいです。夏の方が好きなので」

「絶対半袖だったら取材受けるよって言ったの」

「暑いですもんだって」

「家まで歩いて帰ろうかと思っていたがバス乗って帰ろうかな、暑いから」


札幌市円山動物園では去年の夏に生まれたアジアゾウのタオが外に出てひなたぼっこを楽しんでいました。暖かくなり、今月から生まれて初めてこの広い屋外スペースでの飼育が始まりました。


来園者）
「泥とかで洗っていて、かわいかった（Qゾウたちも暑いかな？）はい。」

来園者）
「もともとかわいいけど、より光も太陽も浴びてかわいい。増し増しですね」


1日の寒暖差が20℃を超えた所も。15日の最低気温が3.1℃となった旭川市。
朝はダウンを着て歩く人の姿も見られました。


旭川市民）
「今の時間はダウンが必要で、出勤する時はまた薄めになっています」

旭川市民）
「温度差が体にきつい」


鈴木麻友記者）
「朝とは打って変わって半袖でもじんわり汗をかく暑さとなっています。街中の気温計は23.5℃を示しています」


旭川の最高気温は6月下旬並みの24.3℃まで上がり今年1番の暑さとなりました。


旭川市民「（車の中は）めっちゃ暑い。死ぬほど暑かった」


この暖かさは、サクラの開花も後押ししそうです。

札幌では気象台の敷地内にあるソメイヨシノの標本木の開花観測が始まりました。
職員が1日2回目視で確認します。


森唯菜アナウンサー）
「ちょっとまだ1輪もここからは見えないですね。はれるん、まだかな…どれくらい咲いてる？」


気象庁のマスコットキャラクター「はれるん」も駆けつけましたが…。


札幌管区気象台・鈴木朋弘さん）
「咲いているものはないです。まだつぼみで、徐々に小さいのが膨らみ始めているという状況」


気象台の標本木より、例年一足早く見ごろを迎える場所も…。


森唯菜アナウンサー）
「あっピンク色に色付いていますね、花びらが開き始めています。」


札幌市中央区南1条西1丁目の交差点にあるエゾヤマザクラです。隣の商業施設のガラスで日差しが反射し暖かくなることで開花が促されますが、もう少し時間がかかりそうです。

最新の予想では、道南の松前町で今週19日金曜日に開花する予想で、その後、函館、札幌と桜前線がやってくる見込みです。お花見が待ち遠しいですね！

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