now onair

04:55

グッド!モーニング

NEXT

札幌地下鉄パンク事故 転てつ器の一部が何らかの理由で路面から飛び出しタイヤと接触 工法見直しも検討

札幌の地下鉄南北線で22日、走行中の車両のタイヤがパンクした事故で、札幌市交通局は転てつ器が何らかの理由で浮き、タイヤと接触したことが原因だったと発表しました。

札幌市交通局 山田耕司・高速電車部長)
「市民の皆様に不安と心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます」。

24日、札幌市営地下鉄南北線で麻生駅から真駒内駅に向かう列車の走行中に起きたタイヤのパンク。札幌市交通局は24日その原因を発表しました。

札幌市交通局 池田史紀・技術担当部長)
「旧案内軌条を3分割にし、そのうちの1つを走行面を埋めるために(部材を)設置。車両の振動等によりずれて走行路面より上に突出したため、車両のタイヤと接触」。

麻生駅と北34条駅の間では50年近く経過した転てつ器の交換工事が2年前から行われていました。市交通局は線路の隙間を埋めるため取り外した転てつ器の部材を再利用していましたが、その部材が何らかの原因で線路の上に飛び出しタイヤにあたったことがパンクの原因だったと明らかにしました。しかし、部材が飛び出した理由はわかっていないということです。

札幌市交通局 廣上匡・施設課長)
「設計図や構造計算したものが、適当・適切であった確認していきたい」。

麻生駅での転轍器の交換作業は再来年度まで続く計画で、市交通局は事故の再発防止のため工法の見直しも検討するとしています。

HTBニュースのおすすめ動画(冒頭に広告が流れます)

合わせて読みたい

その他のニュース

一覧の続きを表示
htb