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認知症(1) アルツハイマー型認知症とは?進行を遅らせるには

2016年5月 2日放送

認知症の患者数は2002年に150万人だったのが
2012年には500万人近くに増加。さらに2025年には
700万人と予想され、65歳以上の5人に1人が認知症になるとみられています。
いまや身近な病気となったこの認知症。どう向き合えばいいのでしょうか?

札幌市の82歳の男性は1~2カ月に一度、認知症の進み具合をテストしています。
変化に最初に気づいたのは4年前。
男性が楽しみにしていた絵のサークルの忘年会に出て行って、
途中で昔の知り合いに会ったら忘年会を忘れてしまったことがきっかけでした。
男性はアルツハイマー型の認知症です。
アルツハイマー型は認知症患者の半数を占め、初期症状としては
きょうが何曜日か分からない、約束したことを忘れる、道に迷う、
ささいなことで怒り出す、落ち込む、
すぐ不安な気持ちになることなどが挙げられます。
医師は「認知症は治らない病気。薬はあっても治すものではない。
もうおしまいとネガティブな考えで病院に行かない人もいるが、
進行を遅らせ、怒りっぽいなど周りを困らせる症状を抑える薬もある。
早めに受診するのが良い」と指摘します。
医師は「なるべく周りの人と楽しく。孤独はうつみたいになり、うつになると進みやすい。
周りと楽しく会話を楽しみながら、体も動かすのが大切」だとも話します。
男性は油絵や旅行や囲碁、楽器のキーボード、ボウリングなど
定年後にはじめた趣味がたくさんあり、
医師からは、4年前と脳の縮み具合は変わってないと診断されました。

症状の進行を遅らせるためには、生活習慣病の予防と同じように、
バランスの良い食事、適度な運動や十分な休息、
加えて知的な活動や趣味を楽しむことや、
家族や友人との交流を深めることが良いそうです。
周りの人が認知症についてしっかり理解しているかどうかで
症状の出方が変わることもあり、周りの環境や心のケアがしっかりしていれば
徘徊や妄想を抑えられることもあるということです。

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