2012年4月21日(土)放送
食のチカラスペシャル~羽幌のかれい~
毎月第3土曜日のイチオシ!プラスは「食のチカラスペシャル」。
今回はイオン札幌桑園ショッピングセンターからの生中継を交えて
「羽幌のかれい」の特集です。
留萌市からオロロンラインを北へ約50km。
羽幌町は人口約8000人の漁業の町。
天売島、焼尻島を結ぶフェリーターミナルの隣が羽幌の漁港。
この辺一帯は言わずと知れた海産物の宝庫。
甘エビの漁獲高は羽幌町が日本一!
かれいも今が旬のまがれいのほか、
あかがれい、くろがれいなども獲れるんです。
羽幌のかれいの評判は良く、
市場のせりに参加していた仲買人の方も太鼓判。
そこで漁船に同乗してみました。出港は午前1時半。
早朝というよりも深夜の出港です。
今回同乗した船の船主、逢坂さん。
普段もたった一人で漁に出ます。
出港から1時間。刺し網を仕掛けた漁場に到着。
この日も順調な水揚げでした。
かれいは網にかかったまま持ち帰ります。
お手伝いする依田アナ、揚げた刺し網のあまりの重さに
「これいつも1人でやるんですか?」
港に戻ったのは午前5時半。
刺し網は作業場に運ばれて、1匹ずつ手作業で網から外します。
氷が入った箱に詰められて市場へ。
漁をしたその日のうちに消費地へ運び出されて行きました。
今回は北るもい漁協女性部の皆さんの協力で、
かれいの定番料理にちょっとひと工夫したレシピを考えて頂きました。
●かれいの煮つけ わかめ添え
◆材料(4人前)
まがれい:4尾、酒・みりん・しょうゆ(昆布しょうゆ):各150cc、
乾燥わかめ・菜の花:適量
◆作り方
(1)かれいはうろこを取り、頭と内臓と尾をおとして軽く洗う。
(ぬめりは多少残ったままで良い)
(2)鍋に酒、みりん、しょうゆを入れて熱し、ひと煮立ちしたら(1)を鍋の中で
重ならないように入れ、落としぶたをした上で蓋をして、中火で10分程度煮込む。
(3)子持ちかれいの場合、子によく火が通った所で、水で戻したわかめと菜の花を
煮汁の中に入れ、余熱で3分程度置く。
●かれいのカレー風味唐揚げ
◆材料(4人前)
まがれい:4尾、片栗粉・カレーパウダー・塩こしょう・サラダ油:適量、
ミニトマト、レモン、サラダ菜
◆作り方
(1)ビニール袋の中で片栗粉、カレーパウダー、塩こしょうを適量混ぜ合わせる。
(2) (1)に頭、尾、内臓を取ったかれいを入れて、粉をまぶず。
(3)170℃程度に熱したサラダ油で(2)を揚げる。
(かれいの水分で油がはねる場合があるので注意)
●かれいの一夜干し焼き おろし三杯酢添え
◆材料(4人前)
まがれい:4尾、だいこん、1/3本、トマト:1個、大葉:10枚、塩・酢・しょうゆ・みりん:適量
◆作り方
(1)頭、尾、内臓を取ったかれいに軽く塩をかけて一晩干したものを焼く
(2)湯むきして種を取ったトマトを小さくサイの目に切る
(3) (2)と大根おろしと千切りした大葉をまぜ、三杯酢で味付けして焼魚に添える
イオン札幌桑園ショッピングセンター
住所:札幌市中央区北8条西14丁目28
電話:011-204-7200
営業時間:午前9:00~午後11:00 無休
※道内のイオン・イオンスーパーセンター31店舗では、明日まで「イオン道産デー」を
開催中。今月は「北海道かれい特集」として、道内産のかれいが各種並びます。
またイオン札幌桑園SCでは「毛がに」が大量陳列されています。