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「北の自然と野生」 毎週土曜日 朝5時30分~5時50分放送
 7月7日放送 「利尻の海とサハリンの花」

利尻島

利尻島

北海道北部、日本海に浮かぶ6月の利尻島。
初夏の風が香る。
ホッケ

ホッケ

ホッケ。アイナメ科。初夏に群れをつくる。
動物プランクトンを求めて沿岸近くを回遊する。
ホッケ柱 

ホッケ柱 

初夏の利尻島沖には、高さが15メートルの「ホッケ柱」と呼ばれる巨大な魚の柱が出現する。
ホッケ柱(2)

ホッケ柱(2)

ホッケは「春ボッケ」と呼ばれる、1歳半の若いホッケ。
大きさは20~24cm。
イサザアミ

イサザアミ

動物プランクトンのイサザアミ。
海面近くに大量に発生し、海の色を桜色に染める。
イサザアミ(2)

イサザアミ(2)

ホッケの集団は、海面近くに発生したイサザアミを先を争うように貪る。
動物プランクトン。
ホッケの群れ

ホッケの群れ

群れをつくるホッケは、およそ5万尾。
集団で動物プランクトンを求めて回遊する。
サハリン(旧樺太)

サハリン(旧樺太)

花の浮島、礼文島からのサハリン遠景。
礼文島に咲く北方系の花は、サハリンから渡ってきたものが殆ど。
カラフトヒヨクソウ

カラフトヒヨクソウ    

カラフトヒヨクソウ。ゴマノハグサ科。
樺太の名が付いているが、花の古里は遥かシベリア。
ミヤマキンポウゲ

ミヤマキンポウゲ

ミヤマキンポウゲ。キンポウゲ科。20~35cm。多年草。
サハリンでは、平地に群落つくる。
クロユリ

クロユリ

クロユリ。ユリ科。15~30cm。多年草。
低地の湿地に群生する。花は横向きに咲く。
キバナクロユリ

キバナクロユリ

キバナクロユリ。クロユリの変種。
サハリンではクロユリの傍に良く混生する。
アツモリソウ

アツモリソウ

アツモリソウ。ラン科。25~40cm。
日本では幻に、サハリンでは道端に何気なく咲いている。
ベニバナヤマシャクヤク

ベニバナヤマシャクヤク

ベニバナヤマシャクヤク。キンポウゲ科。
40~50cm。淡紅色の花をつける。
ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナ。ミズキ科。5~20cm。多年草。
サハリンには氷河期の後、日本から北上した。