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「北の自然と野生」 毎週土曜日 朝5時30分~5時50分放送
 8月4日放送 「花の宝庫アポイ岳」

アポイ岳

アポイ岳

アポイ岳。標高810m。
日高山脈の南、様似町の 花の名山。植物群は国の天然記念物
アポイアズマギク

アポイアズマギク

アポイアズマギク。キク科。10~20cm。
ミヤマアズマギクの変種で、アポイの花は白色。
ヒダカイワザクラ

ヒダカイワザクラ

ヒダカイワザクラ。サクラソウ科。5~12cm。
高山帯の岩の隙間などに咲く。
ミヤマオダマキ

ミヤマオダマキ

ミヤマオダマキ。キンポウゲ科。10~25cm。
外側の青紫はがく片。その内側の白色が花弁。
エゾキスミレ

エゾキスミレ

エゾキスミレ。スミレ科。10~20cm。
カンラン岩の隙間に根を張る。
カンラン岩

カンラン岩

アポイ岳は地中のマグマが噴出し固まった山。
植物の成長を妨げるマグネシュームや鉄を含む カンラン岩という特殊な地質をもつ。
ヒダカソウ

ヒダカソウ

ヒダカソウ。キンポウゲ科。10~25cm。
アポイ岳と その周辺に咲く固有種。絶滅が心配されている。
アポイクワガタ

アポイクワガタ

アポイクワガタ。ゴマノハグサ科。
アポイ岳の 固有種。長い雄しべを、兜の鍬形に例えた。
サマニユキワリ

サマニユキワリ

サマニユキワリ。サクラソウ科。7~15cm。
ユキワリコザクラの変種で、葉が細く縁がそる。
サマニオトギリ

サマニオトギリ

サマニオトギリ。オトギリソウ科。
10~30cm オトギリソウの花弁にある黒点がない。
アポイアザミ

アポイアザミ

アポイアザミ。キク科。80cm。
長い茎の先に 淡紅紫の花を下向きに付ける。アポイ岳周辺に咲く。
アポイ岳・夏の霧

アポイ岳・夏の霧

夏のアポイ岳は、海霧に包まれる。
冷涼な環境と カンラン岩が、アポイ独特な高山植物を育んだ。
エゾコウゾリナ

エゾコウゾリナ

エゾコウゾリナ。キク科。30cm程。一属一種の花。
花柄には黒い毛が密集。花を寒さから守る。
アポイカラマツ

アポイカラマツ

アポイカラマツ。キンポウゲ科。30cmほど。
花弁が無く、雄しべの先端が黄色で垂れ下がる。
チングルマ

チングルマ

チングルマ。バラ科。10~20cmの小低木。
群落をつくる。
エゾヤマツツジ

エゾヤマツツジ

エゾヤマツツジ。ツツジ科。
ヤマツツジの変種で、赤ツツジとも呼ばれる。
キンロバイ

キンロバイ

キンロバイ。バラ科。30~80cm。
落葉低木 花弁は、5枚でほぼ円形。
エゾノカワラマツバ

エゾノカワラマツバ

エゾノカワラマツバ。アカネ科。30~80cm。
黄色い小花を密集。細長い松葉に似た葉を持つ。