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「北の自然と野生」 毎週土曜日 朝5時30分~5時50分放送
 10月6日放送 「ヒグマと秋色の大雪山」

大雪山・高根ケ原

大雪山・高根ケ原

大雪山山系白雲岳付近から南へ伸びる高根ケ原。
標高1700メートル、溶岩台地の尾根が続く。
大雪高原沼

大雪高原沼

大雪高原沼。標高1400メートルほどの高原に
湿原と大小の沼が点在・・。ヒグマの棲息地の一つ。
ヒグマ

ヒグマ

ヒグマ。国内最大の陸上哺乳類。子育て中の母子と
繁殖期以外は単独生活・・。大雪山には100頭程。
ヒグマ

ヒグマ

大雪山のヒグマの採食は、植物が中心。
昼夜を問わず1日中、食べ物探しに追われる。
エゾウサギギク

エゾウサギギク

キク科のエゾウサギギクと蝶のアカタテハ・・・・・・。
花は大雪の山に夏の終わりを告げる・・・。
ヒグマ・水浴び

ヒグマ・水浴び

ヒグマは暑さに弱く、水浴びが大好き・・・。
沼の中で泳いだり、はしゃぐように水遊びもする。
ヒグマ(3)

ヒグマ(3)

ヒグマは、山の主。アイヌの人々は「キムンカムイ」
山の神と呼び畏怖した、愛しきもの・・・。
白雲岳

白雲岳

白雲岳(2230m)の南斜面・・・。五色に染まった山肌。
山の上は錦秋の宴真っ盛り。
ウラジロナナカマド

ウラジロナナカマド

ウラジロナナカマド。バラ科。落葉低木。
大雪山を赤く染める紅葉の主役のひとつ。
チングルマ

チングルマ

チングルマ。バラ科。花が終った後の綿毛(羽飾り)。
綿毛についた種が風に吹かれて流される。
ウラシマツツジ

ウラシマツツジ

ウラシマツツジ。ツツジ科。落葉低木。
光沢のある鮮やかな紅葉が秋の高山を彩る。
シマリス

シマリス

シマリス。北海道全域に生息する。
冬眠に備えてハイマツの実を、ほお袋一杯に詰める。
ナキウサギ

ナキウサギ

緑岳のガレ場に棲むナキウサギ。
氷河期からの生き残りで、寒さに強く冬眠しない。
コケモモ

コケモモ

コケモモ。ツツジ科。9月に赤く熟れる。
果実は甘酢っぱく、ヒグマの好物・・。
クロマメノキ

クロマメノキ

クロマメノキ。ツツジ科の落葉小低木。
青い果実はブルーベリーと呼ばれる。
ハイマツの実

ハイマツの実

ハイマツ。マツ科。雌雄同株の常緑低木。
ハイマツの実(種)は、野鳥などの餌になる。
ホシガラス

ホシガラス

ホシガラス。カラス科。ハイマツの実を食べる。
食べ残しや貯食した種が、ハイマツ分布に一役・・・・。