10月27日放送分 「クリル探訪・ウルップ島とチルポイ島」
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1945年終戦までの日本時代は、千島と呼ばれたクリル列島。
戦後ウルップ島以北はロシアに帰属。 |
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ウルップ島(旧得撫島)の中部西海岸、
オホーツク海に面したセブリューガ岬の海岸。 |
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ラッコ。
ボートで島に近づくとラッコに遭遇・・・。
人間などには無関心・・・無垢なる野生の姿。 |
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ウルップ島は火山の島。
海岸の崖の中腹から高さ20メートル余り温泉の滝が海へ流れている。 |
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硫黄の匂いが鼻を付く温泉は、40度ほど・・。
上陸したロシア人が浸かり旅の疲れを癒す。 |
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ウルップ島の北端に浮かぶブリズニツィ島。
かつての二子岩島が霧の中から現れる。 |
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二子岩島に挟まれたユニークな岩礁、
その形から「ビールジョッキの島」と呼ばれている。 |
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双子の島のひとつに残された旧日本軍のトーチカ跡。
今も残る悲しき太平洋戦争の遺跡。 |
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朽ちたトーチカ跡の内部・・・。
太平洋戦争当時、小さな島そのものが要塞として睨みを利かしていた。 |
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ウルップ島の北東、チルポイ島。
南北2つの島が繋がる小さな島。海まで溶岩流れる島・・・。 |
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ロシア語で「鬼」を意味するサタナ岬・・。
流れた溶岩が奇岩となり海岸線を埋めている。 |
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雨風に浸食された溶岩が、さまざまに形で島を覆いつくしている。
荒ぶれた大地に野の花が咲く・・ |
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ヒダカミネヤナギ。ヤナギ科。古くはヒメチシマヤナギ。
最新の研究でヒダカミネヤナギと同じ種に至る。 |
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ヒダカミヤマノエンドウ。マメ科。古くはコダマソウ。 花は青紫で、千島(クリル)では点々とある。 |
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コメバツガザクラ。ツツジ科。常緑小低木。 白い可憐な壷形の花をつける。 |
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キバナシャクナゲ。ツツジ科。常緑の小低木 溶岩の中に楚々とした気品ある花を付ける。 |
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カムイワッカ湖。火山の火口跡。
カムイワッカ、神の水と名付けられた湖。 |
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チョールノゴ山(旧硫黄山)624m。島にある活火山のひとつ。
日本時代には硫黄を採掘していた。 |
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