11月17日放送分 「クリル探訪~ウシシル島とマツワ島・ライコケ島」
|
クリル(旧千島)列島のほぼ中央のウシシル島、
(旧宇志知島)。 面積5平方キロの花の島。 |
|
クラテルナヤ湾(旧暮田湾)。 火山が4つの溶岩
ドームを残して海中に沈んだカルデラ湖。 |
|
クラテルナヤ湾、天の神・カンナンカムイ自ら
創ったという伝説の美しさは千島有数の景観。 |
|
ウズラバハクサンチドリ。 ラン科。
ウズラの卵のような斑点が葉についている。 |
|
シロバナハクサンチドリ。 ラン科。 花は薄桃色や
薄紫色が多く白い花は珍しい・・・・。 |
|
チシマノキンバイソウ。キンポウゲ科。 千島の名が
付いたキンバイソウ。大雪山でも見られる。 |
|
アオギツネ。大正5年当時の農林省が毛皮をとる
ために キツネを飼育。アオギツネはその末裔・・・。
|
|
シコタンタンポポ。キク科。 30~50cm 色丹島の
名が付いた北方系のタンポポ。
|
|
エゾノイワハタザオ。アブラナ科。10~30cm。
白い花が茎の先に纏まって咲く・・・。
|
|
チシマエンレイソウ。ユリ科。
花の中心、子房の色が黒紫色をしている。
|
|
中部クリル列島のマツワ島(旧松輪島)・・・。
その北、ライコケ島(旧雷公計島)は海鳥の島。 |
|
マツワ島(旧松輪島)。 終戦まで日本人が住み
太平洋戦争当時は中部千島防衛の要の島。 |
|
旧大和湾。湾の奥に旧海軍飛行場が整備され、
またラッコやキツネの一大毛皮集積地であった。 |
|
戦後使われたソビエト時代の装甲車の残骸。
高台にはロシア国境警備隊が駐屯している。 |
|
戦後使われたソビエト時代の上陸舟艇の残骸。
巡るめく歴史のはかなき遺産・・・。 |
|
マツワ島の北15キロ、ライコケ島(旧雷公計島)。
夏の島は、海鳥フルマカモメの集団営巣地。 |
|
フルマカモメ。ミズナギドリ科。北太平洋地域で
繁殖。 海岸斜面の窪地に巣をかまえる。
|
|
フルマカモメの親鳥が抱卵中。卵は一つ。 普段は
洋上生活。繁殖期は島の巣で子育てする。
|
|
フルマカモメの生まれて間もないヒナ。 柔らかい
産毛に包まれ、円らな瞳が輝く・・・。 |
|