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9月中旬の大雪山・高根ケ原。 標高1700mの
溶岩台地に秋が駆け抜ける。 |
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紅く染まったウラシマツツジに霜の花が咲く。
山の大気の水分が凍った霜の花。 |
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霜柱。地表の水分が凍って縦に伸びたもの。
厳しい寒さがつくるクリスタルな輝き・・。
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カヤクグリ。イワヒバリ科。夏鳥、一部越冬。
夏は高山のハイマツ帯に棲息する。
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クロマメノキ。ツツジ科。落葉小低木。
青い実を付ける。ブルーベリー。
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コケモモ。ツツジ科。常緑小低木。 フレップと
呼ばれる紅い実が熟している。
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シラタマノキ。ツツジ科。常緑小低木。
和名の由来となった白い実を付ける。
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植物が殆ど育たない風衝地では、風の盾となった石の後ろに、
僅かな植物が細長く育ち「しっぽ状植生」と呼ばれる。 |
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風衝地の永久凍土が溶け出し、地面を持上げ
たり、
池をつり「パルサ湿原」と呼ばれる。
地球
温暖化のセンサーの役割を果たす・・・。 |
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大雪山は日本一早く紅葉が始まるところ・・・。
9月下旬の大雪高原沼も名所のひとつ。
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錦秋の宴の真盛り、山が燃えている。 紅葉は
春の桜とともに、癒しと感動を与えてくれる。
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大雪高原沼に点在する沼のひとつ、緑の沼。
色鮮やかな紅葉が沼を包み込む・・・。
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紅葉の土俵沼・・・・。 北上する春の桜前線とは
反対に、秋の紅葉前線は南へ下がる。
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チングルマの赤い葉に霜の花飾り。 山の霧が
凍てつく寒さを運んで来た。
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9月下旬の旭岳(2290m)。 山腹から山頂まで
霜のベールを纏って山は白く輝く。
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2,000mを越す山々とお椀のように窪んだ
御鉢平を囲む尾根が
氷の花で埋め尽くされる。 |
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エビの尻尾(しっぽ)と呼ばれる氷の花。 山の
冷気で生まれた氷の花は、風上へ成長する。
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紅葉の大雪山が白い装い、秋から冬へ
季節は駆け足で通り過ぎて行く・・・・・。
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