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「北の自然と野生」 毎週土曜日 朝5時30分~5時50分放送
 11月24日放送分 「大雪山 秋から冬へ」

高根ケ原

高根ケ原

9月中旬の大雪山・高根ケ原。
標高1700mの 溶岩台地に秋が駆け抜ける。
ウラシマツツジに霜

ウラシマツツジに霜

紅く染まったウラシマツツジに霜の花が咲く。
山の大気の水分が凍った霜の花。
霜柱

霜柱

霜柱。地表の水分が凍って縦に伸びたもの。
厳しい寒さがつくるクリスタルな輝き・・。
カヤクグリ

カヤクグリ

カヤクグリ。イワヒバリ科。夏鳥、一部越冬。
夏は高山のハイマツ帯に棲息する。
クロマメノキ

クロマメノキ

クロマメノキ。ツツジ科。落葉小低木。
青い実を付ける。ブルーベリー。
コケモモの実

コケモモの実

コケモモ。ツツジ科。常緑小低木。
フレップと 呼ばれる紅い実が熟している。
シラタマノキ

シラタマノキ

シラタマノキ。ツツジ科。常緑小低木。
和名の由来となった白い実を付ける。
しっぽ状植生

しっぽ状植生

植物が殆ど育たない風衝地では、風の盾となった石の後ろに、
僅かな植物が細長く育ち「しっぽ状植生」と呼ばれる。
パルサ湿原

パルサ湿原

風衝地の永久凍土が溶け出し、地面を持上げ たり、
池をつり「パルサ湿原」と呼ばれる。
地球 温暖化のセンサーの役割を果たす・・・。
大雪高原沼

大雪高原沼

大雪山は日本一早く紅葉が始まるところ・・・。
9月下旬の大雪高原沼も名所のひとつ。
大雪高原沼の紅葉

大雪高原沼の紅葉

錦秋の宴の真盛り、山が燃えている。
紅葉は 春の桜とともに、癒しと感動を与えてくれる。
緑の沼

緑の沼

大雪高原沼に点在する沼のひとつ、緑の沼。
色鮮やかな紅葉が沼を包み込む・・・。
土俵沼

土俵沼

紅葉の土俵沼・・・・。
北上する春の桜前線とは 反対に、秋の紅葉前線は南へ下がる。
チングルマに霜

チングルマに霜

チングルマの赤い葉に霜の花飾り。
山の霧が 凍てつく寒さを運んで来た。
旭岳・霜を纏う

旭岳・霜を纏う

9月下旬の旭岳(2290m)。
山腹から山頂まで 霜のベールを纏って山は白く輝く。
御鉢平に氷の花

御鉢平に氷の花

2,000mを越す山々とお椀のように窪んだ 御鉢平を囲む尾根が
氷の花で埋め尽くされる。
エビの尻尾

エビの尻尾

エビの尻尾(しっぽ)と呼ばれる氷の花。
山の 冷気で生まれた氷の花は、風上へ成長する。
旭岳(間宮岳から)

旭岳(間宮岳から)

紅葉の大雪山が白い装い、秋から冬へ
季節は駆け足で通り過ぎて行く・・・・・。