商業高校マーケター女子がスイーツの開発から販売展開まで挑戦!
コラム
2019/07/04
札幌市の厚別区にある札幌東商業高等学校マーケティング部に、今年も熱い季節がやってきました。
生徒の実務体験の機会を求める学校側と、若い感覚を取り入れていきたい地元企業との
コラボレーションで、毎年この時期、期間限定で売り出される商品が人気を集めている。
今年はここ五年の人気商品コロッケから、スイーツに挑戦。アップルカスタード入りのいももち、「いもっぷる」が登場だ。
コロッケはここ数年売り切れ続出の定番ジャンル。部員同士の何度かの話し合いの結果、今年はスイーツに挑戦してみたという。
「うちらが甘いの食べたかった...はともかく、衣とあんのバランスが苦労したポイントでした。」と開発者の北村亜美さんは語る。地元のサンマルコ食品と新札幌乳業の協力のもと、商品開発が行われるのだが、当初は衣が厚すぎて中まで火が通らず、黒焦げになった試作品を企業側の担当者に見せ苦笑いされたという。だが、試食後「おもしろい」とアイデアは採用となり、そこからおよそ半年、試行錯誤と協議を重ね、この度の販売に至った。
「商品開発はやりがいのある活動ですが、マーケティング部にとっては販売に至るまでの一連のプロセスについても興味があります。」というのは部長の高橋麻里愛さん。
今年は昨今のマーケティングで特に重視される「データ」にポイントを置き、O2O(Online to Offline)に挑戦。YouTube上に同校マーケ部の公式チャンネルを設置。
ネット上(Online)での「いもっぷる」の紹介が、実店舗の販売(OffLine)にどのような効果をもたらすのか調査中だという。
この調査結果をもって目指すは全国各商業高校マーケティング部の甲子園ともいえる
北海道高等学校商業クラブ研究発表大会 兼 全国高等学校生徒商業研究発表大会
北海道予選会の突破だ。
...最後の夏に燃える3年生を横に、次世代を担う1年生はポテトチップスを衣にしたガッツリ食感のコロッケを開発中。
大人にはちょっと重いかも...という開発品を、
マーケティング部顧問の谷口正樹教諭がレビューしている姿が印象的でした。
マーケ部員らが開発・販売戦略を手掛ける「いもっぷる」は2019年7月6日(土)・7日(日)、札幌市内のイオンなどで販売されます。
両日の午後1時~午後6時は部員自ら店頭に。その際"SODANE(そだね)」見たよ" と言っていただけると、お客様1組に1個、あんこちゃんコーヒーまたは特製ストラップをプレゼントします!!(プレゼントはなくなり次第終了します。)
毎年人気のマーケ部商品、この土日でぜひチェックしてみてはいかがでしょう?
アップルカスタード入りいももち「いもっぷる」
1個98円(税別)
販売日時:令和元年7月6日(土)・7日(日)13:00~18:00
場所:イオン北海道 新さっぽろ店、江別店、平岡店、元町店、苗穂店、桑園店、東札幌店の7店舗
札幌東商業高校マーケティング部YouTubeチャンネル
この記事を書いたのは
SODANE編集部
SODANE編集部です。