1961年に発足した北海道唯一のプロオーケストラ「札幌交響楽団」。札響の愛称で親しまれ、年間に120回もの公演を行う。その札響に2018年新たな首席指揮者が就任した。マティアス・バーメルト氏 スイス人だ。この番組は、バーメルト氏の就任記念コンサートで札響が、リヒャルト・シュトラウス作曲のアルプス交響曲のリハーサル、そしてコンサート本番に挑む姿。そして、オーケストラの裏側に迫った、音楽ドキュメンタリーだ。
「アルプス交響曲」は100人を越える大編成で演奏する、オーケストラにとっても最大級の難曲だ。そのアルプス交響曲を新首席指揮者はどのように指導し、どのようにオーケストラの響きを作っていくのか?その秘密とは・・・
撮影は圧倒的に映像も音楽も美しくをテーマに、全編を高画質4Kカメラで行った、迫力のコンサート本番はハイレゾレコーダーで高音質で収録。また、本編では、実際のスイスアルプスの風景を4Kカメラで撮影した映像も登場する。
札響の公演のリハーサル、そして本番を追いかけた民放のドキュメンタリー番組の放送は、実は創立50年を超える札幌交響楽団の歴史の中でも初めての事だ。 札幌が誇るプロフェッショナル集団、札響が、いかに毎回の公演に全力を傾けているか。そして新首席指揮者の的確なリハーサルでの指示・・・クラシック音楽ファンならずとも美しい音楽に浸る映像体験となることだろう。
出演者プロフィール
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札幌交響楽団
札幌交響楽団首席指揮者
マティアス・バーメルト -
首席指揮者 マティアス・バーメルト氏
1942年スイス生まれ スイス、ドイツ、パリで音楽を学びジョージ・セルに師事 クリーブランド管弦楽団で正指揮者を務めた。これまでルツェルン音楽祭の監督。BBC響、ロンドンフィル パリ管、NHK響などに客演、80以上のCDを録音、国際的な賞の受賞多数
- 札幌交響楽団
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1961年に発足 2016年には創立55年を迎えた。北海道唯一のプロ・オーケストラとして「札響」の愛称で親しまれ透明感のあるサウンドとパワフルな表現力は雄大な北海道にふさわしい魅力を放つオーケストラとして人気を集めている。団員数は74人(2018年11月現在) 年間の公演数は120回を越える。ヨーロッパツアーを始め海外の公演や日本国内での公演も多数。
スタッフ
- プロデューサー 演出:
- 濱中貴満
- AP:
- 阿久津友紀
- ディレクター:
- 小川知美
- 撮影:
- 秋元聖嗣 石田優行
- 音声:
- 高橋政人