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家政夫のミタゾノ #4【再】

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みなさんと行く・バーチャルどうでしょう祭 第2回入場編

嬉野 | 2005/10/06(Thu) 11:28:37

はい。前回に続きまして「みなさんと行く・バーチャルどうでしょう祭」第2回目の出発でございます。
前回は、会場に向かうバスの中でずいぶんと盛り上がってしまいましたが、先程やっと会場前に到着いたしまして、さっそくわたくしバスを降りまして長い列に並んでおりました!
で、今しがたですね、この列に並んでおりましたら祭スタッフの方がもれなく配ってらしたものがありまして、それがこれ。名札シールなんですね。

これ、よくあのライブ会場ですとかコンサート会場でパス代わりに配ります、衣服に貼るやつと同じつくりなんですね。
ご存じない方も多いと思いますが、これ、布製のシールでして衣服にペタンと貼れるんですね。勿論衣服は汚れません。
で、これにお名前を書く欄(らん)と出身地を書く欄(らん)があるんです。
名前の欄には、本名、もしくはニックネームでもかまいませんから、しっかりとお書きになって…、それと出身地、どこからお出でになったのかしらというのが一目で分かるようにですね、具体的には都府県名ですね、これをお書きいただきたいんですね。
私の場合、今札幌に住んでますから札幌と書いてもいいんですが、たとえば出身地の佐賀と書いておきますと、会場で同郷の人に会った時におもしろいですよね。

「あれ?あなた!ちょっとちょっと!」
「私ですか?」
「そうよ、あなたよ。あなた佐賀からみえたの!」
「え。まぁ」
「あたしも佐賀なのよ!ほら!」
「あ、ほんとだ」
「佐賀のどこよ?市内?わたしもよ!」
「そうですか!」
「そうよ!」
「これからどちらのほうに行かれるんですか?」
「アリーナにカリスマのお店があるっていうじゃない。だからそこへ行くの」
「そうですか。じゃ、また」
「またねぇ」

みたいなですねぇ、交流も期待できるわけですね。
ただまぁね、佐賀から来たのが私だけだったら、結局私だけなんですけどね。
まぁそれはそれ。
とにかくこのシールもらったら、みなさん真面目に書いてちゃんと衣服に貼っておかれると良いと思いますね。つまりこの名前シール、掲示板の@地名の役割も果たすわけです。
日本中いろんなところからバカの方が集まっているということがひと目でわかります。
他人の名前シールの地名を見ながらイメージを膨らませることができるわけなんですね。

あと、道内はめっちゃ広いので、道内の方は市町村名をお書きになったほうが道内勢には感じがつかめるかと思います。「猿払村」とかですね「鹿部町」とかです。

ということで、現段階ではこの入場前の列で名前シールは配布するという計画なんですが、ちょっと当日、配布場所の変更あるかもしれません。
そこがバーチャルの限界ですね。
しかし、必ず全員にいきわたりますので、ちゃんともらってくださいね。
そして書いて貼ってください。

さぁ。万全の態勢で身の回りが固まったところで、今やっとですね、会場玄関口が近づいてまいりました!いよいよ会場に入ります。
いやぁ胸が高鳴ってまいりました。
では、よろしいですね、みなさん!
入場いたしますよ!

「こちらでチケットと入場パスのリストバンドを交換しておりまーす」

さぁ、会場受付が見えてまいりましたよ。
声が聞こえてまいりましたねぇ。
ここが、会場受付です。ここで祭チケットを御財布から出していただきまして、リストバンドと交換して、腕にキッチリはめるということになってます。

はい!わたくし今、リストバンドを頂きました!
それでは、これをさっそく腕にはめてみましょう。

はめました!
それでは、こう高らかに腕をかざしてリストバンドを見せつつ中に入りましょう。

これ失くすと問答無用で会場を追い出されますからね。
あと、こういう物のアレルギーの方がいらっしゃるそうで、そういう方は基本的に係りの者から「見せてください」といわれた時にすぐ見せられるようにしておいていただけば宜しいかと思います。できれば何らかの工夫をしていただいて常時見えるとありがたい。
でも、失くさないようにね。
勿論、アレルギーのない方はちゃんと腕にはめておいて下さい。

あ!それとですね、会場見取り図が明記してあるリーフレットが用意してありますから是非お持ちください。
これさえあれば、行きたいところにススっといけますからね。
で、そのリーフレットがどこにあるかと言いますとですねぇ…。
あそこです!
机の上にうずたかく積まれおります。これがリーフレットですねぇ。
なるほど会場全図がきれいに描かれてます。

速やかにリーフレットを取りましたら、一刻も早く会場へ入るよう心がけましょうね。
他のどうでしょう藩士のみなさんのためにも、流れをスムーズにしなければいけません。

さぁ、進路は向こうです。
いやぁ実に花やいだ気持ちです。
あの人もその人も「どうでしょうバカの方」なんですねぇ。どうぉーもー。
さて、通路を通っていきましたら、いきなりわたくしの目の前の眺望が開けてまいりました!はい!わたくし今!全身に外光を浴びております。
とうとう真駒内オープンスタジアムの晴れやかな祭会場に出たわけでございま-す!
(いやぁ時間掛かる、やっと出た)

さぁ、それではね、スタジアムの階段を下りて行きますよ。
いやぁ、素晴らしい天気ですね。
この季節の札幌はですねぇ晴れましてもそれほど気温があがりません。
日中はトレーナーやパーカーでちょうど良いかと思いますが、ずっと外にいますのでやっぱりフリース程度は必要かもしれません。おまけに日が暮れてまいりますといっ気に肌寒くなって参りますのでやっぱりダウンはあったほうが万全ですね。
寒いとしゃれになりませんから。

さすがに本日はバーチャルですのでホントに清々しいまたとない天候となっております!
高く澄み渡った青い空が目に染み入りますなぁ!

さぁみなさん!正面を御覧ください!聖火台でございます!
ねぇ、ほんとに33年前、ここで世紀の祭典が行なわれたわけです!
そしてそのすぐ下に見えるのがですねぇ、メインステージなわけです。
あのステージで一日に2回、トークショーが行われることになっております。
どうでミー賞三部門の発表もこのステージで行われることになっております。
その時には、大泉さん、ミスターさんの横に、僭越ながら我々ディレクター二人もあのステージ上で並ばせていただくことになりますので、どうぞよろしく御声援のほどをお願いいたします。

ステージの両脇にありますのが祭りグッズ販売所ですね。
あそこで祭りグッズを販売してるんですねぇ。
このグッズ販売所は、一日中営業しておりますので、たとえばトークショーの最中であってもグッズの販売はとりあつかっております。

さ!そうこう話しておりますうちに、我々は競技フロアまで降りてまいりましたよ。
いやぁ、なんかやっておりますねぇ。なんですか?輪投げですか?
ヨーヨー釣りもやってますね!懐かしいですねぇ。
なるほど、ここが石坂店長イチオシのどうでしょう縁日でございますね。

あ!ちょうど近くに祭り大好き人間の石坂店長本人がおりますので、さっそくインタビューしたいと思います。

う「どうも石坂さん。やりましたね。縁日」
い「ありがとうございます」
う「さっそくなんですが、この縁日の楽しみ方をですねぇ、ちょと教えて欲しいんですが」
い「はい」
う「この輪投げやヨーヨー釣りなんかは成功すると何か景品がもらえるという…?」
い「いえ。景品は成功しても失敗してもお出しします」
う「なるほど」
い「お子さんには、成功するようにおまけもしたいですしね」
う「あぁ、それ縁日っぽいですね。こう輪投げの距離をつめてあげるとかね」
い「はい。あと、綿アメも自信作です」
う「おぉ。そういえばこの綿アメの袋もどうでしょう仕様じゃないですか。力はいりましたねぇ」
い「はい。なんといっても縁日といえば綿アメですから」
う「あと、なんですか、型抜きもつくられたとか?」
い「はい。今回24種類の型を金型(かながた)からつくりました」
う「いやみなさんねぇ。お若い方は『型抜き』というものがどんなものかということもご存じないかもしれないので、軽く説明しますとですねぇ。
小麦粉を水でこねて叩いて延ばしてうすっぺらに固めたようなちっちゃな板にですね、切り取り線が入っていてですね、その線が何らかの形になっているわけですよ」
い「今回は全てこのようにどうでしょうに縁(ゆかり)の形ばかりが24種ございます」
う「なるほど」
い「これなんかは一目瞭然だと思いますが、サイコロですね」
う「??あぁ??」
い「サイコロですね」
う「あぁ、サイコロね。ま、たんなる四角にしきゃ見えねぇけど、まぁ、どっちかって言えばサイコロだな」
い「サイコロですね」
う「まぁな」
い「これわかります?」
う「なんだよこれ?」
い「海パン」
う「海パン?!」
い「海パン」
う「わかんねぇーよ、こんなの!なんだよこれ、形にもなってねぇよ!」
い「これわかります?」
う「?これ。あぁ、トランシーバーかなこれ」
い「よくわかりましたね。ベトナムでミスターが落としたトランシーバーです」
う「あ。そうかそうか」
い「これわかります?」
う「あぁ、これは藤やん犬だな」
い「当たりです。これは?」
う「ヘリだ。大泉さんがエレエレしちゃったやつな。ははは。こうやって見てくとバカバカしくて意外に面白いね。なんだかわかんねぇとこがかえって可笑しいよ」
い「そうなんですよ」
う「これを両手で持って、指でパキパキと切り取り線に沿って周りを割っていくんだよね」
い「そうです。それで、切り取り線の形どおりに、たとえばトランシーバーの形どおりに割れたら型抜き成功ということで、景品がもらえます」
う「景品!何もらえるの?」
い「たとえばトランシーバーでしたら『妻よありがとう』とセリフの入った千社札シールがもらえます」
う「なるほど。じゃ、その型抜きの形にちなんだセリフの千社札が24枚用意されてるわけだ」
い「そのとおりです」
う「じゃ、残念ながら型抜き失敗して粉々に割っちゃったらそれで終わりなんだな」
い「いえ。粉々に割っちゃった型抜きとその包みを捨てずに持ってきていただくと、『ダメ人間シール』を差し上げることになっております」
う「ははは。なるほど!そりゃ芸が細かい!」
い「会場内クリーン作戦の一環でございます」
う「この型抜き、料金はいくらになるの?」
い「三種セットで3百どうです」
う「3百どう」

そうなんです。今回、会場内でのお買い物、飲食、その他もろもろ購入の際、
現金は使えないのです。
どうでしょう藩札、「どう券」のみが使用可なのであります。

なので、会場内にお入りになられましたら、グッズ販売所の両脇にあります『どう券両替所』で現金をどう券に両替していただかなければなりません。

ただ、この『どう券』、払い戻しが出来ないのです。
つまり『どう券』から現金に両替することが出来ないのです。
だからお買い求めいただいた『どう券』は、会場内で使い切っていただかなければいけません。このあたりがちょと皆様に御不便をお掛けするところだと思います。

では今回、なぜこのような『どう券システム』を導入したかと申しますと…。

実は今回、お金の管理が一番の悩みの種でございました。
現金は、なんとしても一ヶ所で管理したかったのです。
出店(でみせ)ごとで現金でのお取り扱いをしておりますと、つり銭対応での両替等がそのつど発生します。「つり銭が無くなりました」とか。そのつり銭の補給に手をとられて商品の受け渡しがスムーズにいかないなど、いろんな問題が想定されました。
それで思案の末「どう券」システムを導入いたしました。
これだと会場内3箇所にあります「どう券」両替所に現金が集中するだけで済みます。
「どう券」システムを導入させていただくことで、つり銭等の受け渡しなどの理由で(つり銭が無くなりましたなど)売り場が混雑することもなくなります。

じゃぁ、『どう券』の払い戻しはどうしてできないのか。

当然「どう券」を買っていただいた後に残った『どう券』の払い戻しだって勿論しようと思っていたのです。
ところが「どう券」を逆に現金に交換すると「どう券」が有価証券になってしまいますと当局からの御指導がありまして、「有価証券」を勝手に作るとお上からお咎めを受けるそうなんですね。それで残った「どう券」を現金に交換することが出来なくなったのです。

ここのところが皆様には一番納得のいかないところだと思いますが、以上のような経緯と理由がございますので、どうぞ、御理解いただきました上で当日は、存分にお楽しみいただければと思う次第であります。
このような対応しかできないのが現在のHTBの実力でございます。
どうぞ御了承くださいませ。

ただ、『どう券』は、帰りのシャトルバスの運賃の支払いにも使えるようにしてありますのでどうぞご利用ください。

あと反対に、現金のみしか使えないというものもあります。

それは、会場内のローソン屋敷さんで販売しておりますタバコ。
タバコは現金での販売しか認められていないそうです。
それと、アリーナの中にあります特設郵便局。
郵便もまた現金のみの対応しか認められていないそうでございます。
そして、もうひとつ。
これは真駒内オープンスタジアム内に常設しておりますレストラン「雪の五輪」さんでのお会計です。こちらのレストランは現金のみでの対応となっております。

とにかくね、なにを言っても言い訳なんです。
でもね、最低限、トラブルを起こさないための、これがぼくらの対応の限界なんです。
ですから、御理解ねがうよりないんです。
よろしくおねがいします。

さて、それでは会場内では、いったいどんなものが食べられるのかということを、ざっと、お教えしておきましょうね。

まず、大泉洋先生が作られましたベル食品さんのスープカレーがございます。勿論調理しいていただいたものが食べられるわけです。

それとですね、アラスカでこれも大泉さんがお作りになったパスタ!これが食べられます。
これはですね、札幌の老舗・グランドホテルさんの総料理長自ら番組のVTRをごらんになられて作られたというもので、わたくしどもも、試食させていただきましたがこれが美味しい!
あの時、大泉さんがお作りになりたかった味はこれだったのかと、あれから7年経った今、初めて大泉先生の真意がわかり、わたくしも藤村先生も感無量でしたね。
作品は、アラスカ二日目のパスタ。「ハリバットとアスパラのスパゲッティ・白ワイン風」です。

そして、藤村先生のお母様がお作りになる、こだわりの「おぐらトースト」。
これが堪能いただけます。
凄いですねぇ、ディレクターの親が店(みせ)出してます。
ちなみに、藤村先生のお母様は名古屋の喫茶店「ラディッシュ」をほったらかしての参加という気合の入れようでございます。

他にも、もちろん会場内のローソンさんでもいろいろな美味しいものが購入できますし、飲み物もたくさんございます。
あと、先ほど申しましたレストラン「雪の五輪」さんでもお食事ができます。

でもあれですね。持ち込みも可ですから、御家族でお出での方はお弁当をお持ちになるのもよろしいと思いますね。ピクニック気分でね。楽しいと思います。田舎のお祭りっぽくて良いです。スタジアム内の観覧席にお座りになって祭り会場を見下ろしながら食事されますとね、賑やかな中で、のんびりとした風情を味わえると思いますね。

さて、この他の会場内の個性的なお店などの詳しい御紹介は藤村先生が後ほどご担当になられますので、そちらでお楽しみくださいね。
いったい、オープンスタジアムから徒歩5分離れたアイスアリーナではどんな催しがあるのか?
そのあたりの全貌がわかると思います。

あぁ、そうそう。アイスアリーナの観覧席は県人会も兼ねております。
北海道ブロック、東北ブロックとか、それぞれ、お見えになった皆様の地域ごとに席が分けてありますので、馴染み深い故郷の名前の書かれている席で御休憩いただきながら同郷の方と出会うというのもおつな話でございます。
いずれにしてもめったにないお祭りです。たくさんの方とお話になり、知り合っていただきたいものだと思っております。

それでは、みなさま、後は諸々(もろもろ)ご油断無く、当日、存分にお楽しみください。
お出でになれません皆様も、いろいろ御想像いただき、どうか三日間の祭りが無事に和やかなうちに終わりますように、見守ってくださいませ。

それでは、いずれ、祭り会場でお会いいたしましょう。