4月25日放送 「中米・コスタリカで幻の鳥を激写する」第2夜

藤村 | 2001. 4/28(SAT) 20:54


 まず、表題について述べる前に、やはり先の嬉野くんの文章について、ひとこと言っておかねばなるまい。

 
 長いでしょ?話が。

 
 んで、「シャッタースピード」を「銀行の取り付け騒ぎ」とからめるあたりは、

 「嬉野さん・・・さすが文才がおありになる!」

 ぐらいに思ってるでしょ?文章をおもしろおかしくするために、あんなこと書いてると思うでしょ?

 違うんだ。万事あぁゆうわけのわからんたとえ話から、結論を導くんだ。あの人は。

 キミら、どうやったら「イギリスの羊毛産業」と「どうでしょうの未来像」が結びつくと思う?

 どうやったら「ドイツ参謀本部」と「HTBの職制改革」が、結びつくと思う?

 おれが、こう・・・モニターをじっと見て、編集作業に没頭してるじゃないか。そこに来るわけだ。嬉野くんが。

 「藤村くんさぁ・・・」

 「なんだ?」

 振り向きゃしないよ。モニター見たまんまだ。忙しいんだから。

 「藤村くん・・・大英帝国なんてのはさぁ・・・」

 ここで、一瞬「ん?」と思うわけだ。だって、いきなり「大英帝国」だぞ。誰だって「なんの話ですかぁ?」って思うよ。でも、振り向かないよ。こっちは忙しいんだから。

 「大英帝国なんてのは、世界中の海を制圧して、強大な勢力を誇ったじゃないか・・・」

 「ん?ん〜だね・・・」

 まだ振り向いてないぞ。

 「スペインやポルトガルも、そうでしょ・・・」

 「あぁ・・・」

 もう全然振り向かないぞ。だって関係ねぇ話だもの。こっちは編集してんだ。スペインがどうなろうと知ったことか。

 「でも、スペイン・ポルトガルは、その後どうなった?」

 返事なんかしねぇよ。

 「藤村くん、どうなった?」

 チッうるさいなぁ・・・。

 「あぁ?サッカーが強くなった」

 「・・・。」

 よし。終ったな。

 「キミは、ぼくの話聞く気ないんだね?」

 「いや、聞く気がねぇわけじゃないけど、今聞く話でもねぇなぁ・・・と思ってさぁ・・・」

 「あのねぇ、ぼくは今、どうでしょうの今後の在り方についての話をしてるんだよ」

 「はぁ?」

 はい。ここで、初めて振り向きました。

 振り向くだろ。「大航海時代の覇権争い」が、「どうでしょうさんの今後の在り方」と密接な関係があるっつってんだから。

 でも、おれだってバカじゃないぞ。2秒で気づいたぞ。

 関係あるわけないじゃんか!

 だから、またゆっくりとモニターの大泉さんの顔の方に向き直って、黙って編集作業に入るわけだ。

 でも、嬉野くんは、おれに向かって、スペイン・ポルトガルの衰退の歴史と、永きに渡って続く大英帝国の繁栄と、それを支えた羊毛産業と重工業の関連をずっと話すわけだ。

 30分だ。30分かかるぞ。そこに「どうでしょう」が、からんでくるのは。

 「からんでくるってか!」

 そうなんだよ!からんでくるんだよ!「大英帝国」に「どうでしょう」が。

 だからあれだぞ。1時間後には、すっかりおれも嬉野くんに向き直って、

 「なるほどなぁ・・・確かに・・・おれらも、羊毛産業に力を入れていくことが、番組の柱になるか・・・」

 なんて、すっかりわけのわからんこと口走ってるわけだ。

 ハタから聞いたら、

「こいつら、ひつじ飼うつもりか!多角化か!う〜ん・・・なぜ今羊毛を・・・?」

 なんて、ついに「どうでしょう」も、多角経営に乗り出すような話にとられてしまいそうだが、そうじゃない。

 「じゃぁ、どういうことだ?」って聞かれても、

 「だから1時間かかるんだ!」

 ということだ。

 あっ!くそっ!すっかり「表題について述べる前に」なんつって、「表題」の前に、もう疲れちゃったぞ。

 えーい・・・

 「また来週!」

  
 
 

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