コスタリカ日記 その1

藤村 | 2001. 5/17(THU) 10:58



 旅といえば日記。

 そこで今回の「コスタリカの旅」も、ちょいと日記風に書き留めておこうかなぁ・・・と思い立ったので書きますよ。

3月5日(月)

9:00 HTBに集合。

     いつもの局裏の駐車場で、「目的地発表」。

 実は今回の「コスタリカ」。普通なら大泉さんごとき、ぜってぇ知らない国。

 だがそこは、大泉さんごときも知っている「元HTBの清水ひろしくん」が、今現在住んでる国。

 もしかしたら、大泉さんごときも

 「コスタリカ・・・?あぁ!清水さんがいるとこじゃん!」

 なんてあっさり言いかねない。

 
 そんなこと言われたら困る。

 だって視聴者的には、

 「コスタリカ」→「どこそれ?」

 という「驚き」の図式が成立するはずである。

 なのに視聴者を代表して絶品の驚きを披露すべき大泉さんが、

 「コスタリカ」→「清水さんがいるとこじゃん!」

 では、まったくもって視聴者には理解不能である。

 なんらかの対策が必要である。

 そこで今回の「目的地発表」では、コスタリカという「国」ではなく、中米という「地域」にポイントを置くことにした。

 「遂に!未踏の地!禁断の地へどうでしょうさんが!!」

 というアプローチだ。

 まずは「野生動物」という言葉から「アフリカ」を連想させ、「まさかアフリカに!」という驚きを、ヤツに一発くらわそう。

 頭の中でゾウだのシマウマだのがドドドッと走り回り、ヤツの思考能力が一気に「金魚」ぐらいになっちゃうはずだ。

 もはや「清水さん」など思い出すことは不可能だろう。

 そこに一転「中米」という危険な香り漂う砲弾をおみまいしてやる。

 「中米」→「内紛」→「危険!」→「ぼく死んじゃうかも!」

 となればしめたもの。もはや「藤村さん」も忘れちゃうだろう。

 そののち、やっとこさ「コスタリカ」という国名を出す。

 たぶん「アメリカです」って言ったって、ヤツは「あめりかってどこですかぁ?」と言うだろう。

 
 ・・・結果、ものの見事に「コスタリカ」→「ど・・・ど・・・どこですかぁ?」という最も理想的な言葉を吐いたままヤツは悶絶した。それもひとさし指を小刻みに震わせて。

 発表後、大泉さんに聞いた。

 
 「コスタリカって聞いて、清水くんのこと思い出さなかった?」

 「えっ?清水さん?なんで?」

 「ほら、今コスタリカにいるじゃんか。知ってるでしょ?」

 「あぁ!清水さんってコスタリカにいるんだ」

 「・・・知らなかった?」

 「全然。」

 ありがとう!大泉くん!キミは、はじめっから「金魚」だった!

12:05  千歳発 全日空136便 関西行

 大泉さんは、ずっと執筆活動。どうやら今日が雑誌のコラムの締め切りらしい。でも、途中で寝た。バカ。早くやれ。

14:15  関西着

 出国手続きを済ませ、ミスターと嬉野くんと3人で、うどんを食う。大泉さんは、うどんも食わず執筆活動。バカ。もう日本出るぞ。

 出発直前。ロビーにてひとりサンドイッチを食う大泉さん。

 書き終えたらしい。

18:55  関西発 アメリカン航空158便 ダラス行(所要11時間30分)

 まず気になるのは映画だ。「ペイ・フォワード」「タイタンズを忘れない」「チャーリーズ・エンジェル」の3本。

 座席に個人用のモニターがある。

 「ペイ・フォワード」にチャンネルを合わせた。嬉野くんも同じだ。ミスターを見るとやはり「ペイ・フォワード」。

 「そうか・・・そっち見るか・・・」言いながら大泉さんは、チャンネルを変えた。

 一瞬ミニスカートの金髪女性が走っているのが見えた。

 「チャーリーズ・エンジェル」を見てたようだ。

 たびたび嬉野くんが、カメラを回す。

 機内食が出る時。食い終わった時。2本目の「タイタンズを忘れない」を見てる時・・・。

 別におもしろいことをやっているわけでもないのに、律儀に数時間おきに回す。

 
 帰ってきて、その映像を編集してる時に思う。「この画になんの意味が・・・?」聞きたいのは視聴者の方だろう。

 結局、「チャーリーズ・エンジェル」を見たのは大泉さんだけだった。

 もうすぐダラスに着く。


 「コスタリカ日記」まだ続きます。


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