番組向上への取組

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あなたとHTB

このページは平成28年4月24日放送分から引用しています。

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森・遠藤両アナ

遠藤雅也アナ

おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに
よりよい番組作りや放送のあり方を目指すための番組です。

森さやかアナ

今回は、今年2月に開催しました第481回放送番組審議会で
審議しました「HTB報道特番」と
3月の第482回放送番組審議会で審議しました
「ハナタレナックスEX」についてお伝えします。

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HTB報道特番「激動70年 伝え遺す」

遠藤アナ

HTB報道特番「激動70年 伝え遺す」は、
年末にその年のニュースを振り返る報道特番の中で、
戦後70年の節目に合わせ、特集シリーズを核に
戦争秘話や戦後から現在までの北海道発展の軌跡を
貴重な映像やインタビューを織り交ぜてお伝えしました。

森アナ

それでは、放送番組審議会の委員の方々の意見を紹介いたします。
始めに、番組への評価点からです。

<評価点>
●視聴者が引きこまれるような興味深い内容を並べ
新しい視点からも論じ 北海道というくくりでまとめていた
至る所に工夫が施され 真面目な番組作りの姿勢や気合いが
とても感じられ 好ましい作品

●年末に一年を振り返るのではなく
「戦後70年」という長い年月を振り返る内容で
大変勉強になった
道民にとって重要な事件や事故 経済の発展の様子が
70分間に凝縮され 見ごたえ十分
災害など悲しいニュースばかりではなく明るい話題も
盛り込まれていて良かった

●全編にわたり貴重な映像がふんだんに使われ
取材に対する熱意を感じた
個人的にうろ覚えだった重大ニュースや
全く知らなかった歴史などが次々に取り上げられ 
家族で会話をしながら見て大変興味深かった

遠藤アナ

●札幌市の開発秘話のなかで地下鉄建設の裏話は
数多い利用者に身近なテーマであり 適切な選択だった
地下鉄建設に当たって 大蔵省との交渉や
ゴムタイヤ方式の選択などのエピソードには
成長途上にある若々しい札幌のバイタリティが
画面から感じられて非常に興味深かった

●拓銀破綻については、
大企業以上にはるかに深刻な影響を受けた
中小企業や零細企業の方々をターゲットにしていた
北海道には圧倒的に中小零細企業が多いこともあって
拓銀破綻の影響が非常によく浮かび上がっていたと思う
当時取材した人を改めて再取材することで
失われた20年の意味合いが視聴者にずしりと伝わってきた

●当時拓銀小樽支店長であった中松前小樽市長の生々しい談話は
渦中にあった当事者ならではの迫力に充ちていた

●シベリア抑留者の70年は ぜひ子どもたちに伝えたい
貴重な内容だった
次の世代に私たちがしなくてはいけないことは何なのかと、
強く考えさせられた

●冒頭で司会者が戦争における膨大な犠牲者数に触れ
最後のテーマで戦後70年の原点である戦争に立ち返る構成は
内容的にひとつの完結した印象を
視聴者に与えることができたと思う

森アナ

<改善点>
審議委員からは多くの評価を頂いた一方、改善点に関しての指摘や
番組の今後の在り方に対する要望をいただきましたので、
続いてご紹介します。

◇3つのテーマを一つの番組に詰め込んでしまうのは
非常にもったいない
消化不良のまま次のテーマに移ってしまうことに
フラストレーションがたまり
番組のトーンが定まらないのも落ちつきがない印象だった

◇安保法案絡みの映像が印象的に使われていたが
それだけで戦後の総括につなげるのは
いささか乱暴だと感じた。

◇拓銀の「インキュベーター路線」と北海道の産業構造転換という
大義名分の下での融資の功罪についてもっと触れても良かった
「不良債権問題を先送りして拓銀は破綻した」とのコメントには
少し違和感を覚えた

◇もう少し立体的に拓銀破綻と
その後の北海道経済に対する影響について、
20年近くたった現在での分析があってもいいのかなと思う。

遠藤アナ

<要望>
★戦争を直接体験した世代が高齢化する中
これらの方々の人生や体験を
次世代が身近に感じられるようにする工夫が
制作者にますます求められている 
そのことが80年 100年という節目を
意味のあるものにできるかの別れ道であろう

★札幌市が人口減少に転じたとき 
都市としてどのように持続していくべきなのかという課題も含め
まちづくりについて HTBで各論編を制作してほしいと強く思う

★戦後70年の節目 平和を訴え悲しい戦争を
繰り返してはいけないと伝えたいならば
今なお続く悲しみや被害を伝えるだけでは不十分
敗戦した悲しみや被害ばかりでなく
相手国の悲しみや被害も同時に伝えるべきだと感じた

森アナ

続いて、「ハナタレナックスEX チームナックスが行く
  北海道ドライブツアー 
~札幌&十勝でおもしろ看板探しの旅~」です。

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ハナタレナックスEX チームナックスが行く 
北海道ドライブツアー 
~札幌&十勝でおもしろ看板探しの旅~

森アナ

毎週木曜日の深夜にレギュラーで放送している
「ハナタレナックス」の特別編で、
全国放送第2弾として今年2月に放送されました。
今年、結成20周年を迎えたチームナックスが、
地元北海道を舞台にまるで大学生のままのような素顔全開で
旅を楽しむ姿を披露しました。

遠藤アナ

それでは、放送番組審議会の委員の方々の意見を紹介いたします。
始めに、評価点からです。

<評価点>
●5人のメンバーが自由気ままに旅をして 行く先々で
どう転がっていくのかを予測できないおもしろさというのは
メンバーの息のあったかけ合いもあって
なかなか比類のない番組だった。

●メンバーが2台の車に分乗して 5人の個性それぞれに
実質1時間でスポットを当てるのは非常に難しい
大泉、安田の両氏を中心に据え ほかのメンバーとの絡みを
見せるというのはわかりやすい手法であった

●最後までおもしろく見ることができた
前作の函館編より完成度も高く楽しい内容だった
看板を探すというちょっと変わったゲームで番組構成したのが
すっきりした分かりやすさ楽しさにつながっていたように思う

森アナ

●チームナックスのTシャツやオープニングあたりの全身タイツ
意味不明な看板の連続という軸が面白い
また時々挟まれる画像にもおもしろさが溢れ
キャラでも行動でも笑え 若干のくどさも愛着が持てた

●番組の企画であるにも関わらず 
なぜかメンバー全員が本気で勝負にこだわっていたり 
他局の番組の話題やティッシュを食べるくだりがあったり
遅刻した安田さんが
衣装もマイクもつけずにカメラ前に登場したりと
地方局ならではの緩い場面は 
キー局のテレビドラマなどでしかメンバーを知らない
道外の人々に新鮮に映ったのではないか。

●おもしろ看板探しの旅でありながら 
グルメの紹介や北海道の雄大さを 
ほかにはないユニークな切り口で伝えていた
北海道グルメの定番ラーメン・スープカレー・ジンギスカンにも
おいしいお店や食べ方がまだまだたくさんあることを再認識した

●十勝では、赤色と黄色の車が十勝の自然にとても映えて
北海道をドライブしているという映像がとてもよかった
また十勝は東京都が5個入る大きさだという 説明がわかりやすかった

遠藤アナ

●牛の絵の牧草ロールやリスの看板のくだりは 
いずれも後から追いかける大泉チームが
制限時間内にたどり着けるかどうか結構はらはらした
バラエティー番組のゲームの行方をわくわくしながら
見せられたということだけでも番組として成功だった

●登場した飲食店やフェーリエンドルフなどの訪問先にも
道外から行ってみたいと思わせるところばかりだった
観光という切り口で彼らに北海道を紹介させるという目的も
前作よりも伝わりやすくなっていた

●「ハナタレナックス」のおもしろさは 青春時代をともに過ごした
心許し合う仲間同士が歳を重ねてもばかばかしいことをしながら
お互いを笑いあう姿を視聴者が近所のおばちゃんのような視線で
ほっとしながら見る そうしているうちに
いつのまにかその中にみずから参加しているような感覚が
視聴後に残るというところにあるように思う。
彼らが有名になればなるほど
そのギャップで番組がおもしろくなるという特質を持っている

森アナ

●番組構成もVTRをスタジオでメンバー全員が見るという
「ハナタレ」らしい構成で視聴者に番組への参加感を与えていた
自分たちのVTRを見て笑っているチームナックスの場面が
この番組のおもしろさのベースをつくっているように思う

●先を越されて落胆する戸次さんの沈痛な表情や
制限時間に間に合わなかったことを認めない森崎チームと
がっかりした表情の安田チームの対称的な様子など
いつもの彼らの魅力がたくさん詰まった番組だった

遠藤アナ

●石沢アナウンサーは、メンバーのむちゃ振りに動じることなく
うまくメンバーに絡んでおり好印象だった

●何をし出すかがわからない点が彼らの魅力だが
番組スタッフは彼らがどんなことをしても編集できるように
あらゆることを想定し準備したのだろう
編集力のすごさを実感した。ついつい台本どおりの演出なのか
天然なのかを勘ぐってしまいがちだが
自然な彼らの会話や行動は違和感や
芝居じみた不自然さがなくよかったと思う

森アナ

また、審議会委員からは評価点以外にも演出上の留意点や
改善点などをご指摘いただきました。今後の要望と合わせて
ご紹介します。

<改善点>
◇番組冒頭の女子アナに抱きつくシーンや
使用済みティッシュを口に入れるシーンはカットしてほしかった
昼間のバラエティーであり 子どもたちには見せたくないし
女性としても強い不快感を覚えた

◇店の位置関係地図だけでは そこに行き当たった
偶然のすごさがいま一つわかりづらかった

<要望>
★今回は全国の視聴者だけでなく北海道の視聴者にとっても
満足できる内容だった
さらにレベルアップした続編を期待したい

遠藤アナ

「あなたとHTB」、次回の放送は、
4月28日開催の第483回放送番組審議会と
5月19日開催の第484回放送番組審議会における
放送番組審議会委員の皆さんの意見を紹介いたします。


過去の放送より

2016年

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