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あなたとHTB

このページは平成21年12月20日放送分から引用しています。

タイトル

オープニング

さっぽろ円山動物園とらの干支展1月31日まで

吉田理恵アナ

札幌の円山動物園では、来年の干支「トラ」の生態などを紹介する展示会が行われています。
円山動物園ではつがいのアムール虎2頭が飼育されています。オスが「タツオ」、メスが「アイ」で、来年の干支にちなみ、アムール虎の生態などを市民に広く知ってもらおうと展示会を開いているものです。
「トラ」にまつわることわざをパネルで紹介しているほか、飼育員が作った「トラ」の顔出し看板も置かれています。
この「とらの干支展」は、来年1月31日まで行われます。

佐藤よしつぐアナ

おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに
よりよい放送を目指すための番組です。

吉田アナ

番組の最後には視聴者の皆様へのプレゼントもありますので、
どうぞ最後までご覧ください。

吉田・佐藤両アナ

佐藤アナ

最初は10月と11月の「HTB放送番組審議会」での審議委員の
主な意見を紹介いたします。
10月は、系列24社共通のテーマとして『放送番組全般』について審議しました。
それでは審議委員の主な意見です。

10月の番審風景

吉田アナ

◇最近のBS放送は、サプリメント会社に乗っ取られた様相だ。公共性の高い放送事業において、健康食品でありながら効果効能をうたうCMの増加はいかがなものかと思う。
◇最近は高齢者が楽しめるプライムタイムの番組が減少の一途をたどっている現状を悲しく思う。もう少しターゲットを絞った番組、録画してでも見たい価値ある内容を増やしてほしい。
◇土日の昼ニュースは、天気・事故・事件・イベント紹介等で十年一日のごとく全く代わり映えしないように見える。スタイルを変えるなどもっと工夫できないものか。
◇海外に比べ日本のテレビは多様な番組作りをしていると思うが、ワイドショーなど有名人のゴシップばかりでなく、もう少しまじめなことに時間をさいてほしい。
◇前回の総選挙は「小泉劇場」とも言われ、テレビ報道にも一因があったと思う。今回もメディアが作為的に政局を変えることも出来ると感じた。選挙報道が有権者の動向を左右することがあるのではないか。
◇アスリートをタレント扱いにしたスポーツ番組が増えているが、スポーツの素晴らしさは真剣勝負で競技に打ち込んでいる姿にあり、演出はいらない。
◇HTBが「道立乳児院」や「乳がん」など、一つのテーマを追って長期にわたり取材を続けている真摯な姿勢に敬意を表したい。
◇大多数の視聴者は落ち着いてみることが出来る質の高い番組を求めている。劣悪な番組が若年層に与える悪影響について、テレビ局はしっかりと認識していただきたい。
◇テレビ放送をジャーナリズムの視点で論じるなら、客観的よりはむしろ主観的・自主的であるべきと考える。「市民の知る権利」と同じく「市民に知らしめる責任」の重要性も認識していただきたい。
◇国民の意識、生活等が大きく変化しているにもかかわらず、テレビはその内側だけで全てを完結させ、外側の人々に向かって語ることを欠いているのではないか。
といったご意見でした。

佐藤アナ

次に11月の放送番組審議会です。「地元応援バラエティこのへん!!トラベラー」について審議していただきました。審議委員の主な意見です。

地元応援バラエティこのへん!!トラベラー

吉田アナ

◇今回は篠路編だが期待はずれだった。新味も「へえ～」と思わせるものもない。あれで「地元密着」なのか。
◇リラックスして見たが、番組はコンセプトがあれば伝わる。通常の旅番組では取り上げない小さな日の当たらない部分を見せようとする姿勢は若い人には受け入れられるだろう。
◇「トラベラー」という言葉に引かれたが、再発見や魅力を感じなかった。その町に行ってみたいなと思わせるものがない。どの地域でも良かったんではないか。
◇篠路は昔、石造りの倉庫などがあった雰囲気ある地域だ。マンション建設などで様変わりしているが、番組を見た人は「篠路は元気になる」と思っただろうか。
◇平日の深夜、ボケーっと見ることができて楽しかった。若い人が気楽に見るという狙いはクリアされているが、ローカルエリアの穴場をもっと掘り下げて欲しかった。
◇「タカトシ」が好きかどうかで評価は変わるだろう。嫌いな人にとっては全く面白くない番組だと思う。
◇「地元応援バラエティ」ではなく「タカトシ応援番組」と感じた。地元密着をうたっているが、地元の目線がなく、全国視線の番組だ。
◇続編は、地元にしっかり根付いている飲食店と店主をじっくり紹介するなど、大変面白かった。
といったご意見をいただきました。

佐藤アナ

今後の番組制作の参考にさせていただきます。
さて、放送番組審議会は全国の放送局に設置されている組織です。

委員代表者会議

去る10月22日、HTBを含むテレビ朝日系列全国24社の放送番組審議会委員代表者会議が愛媛県松山市で開かれました。
会議には、テレビ朝日の早河社長をはじめテレビ朝日と朝日放送の番組制作・編成担当役員、局長も出席し、総選挙報道、バラエティ番組、ワイドショー、TVショッピング、今後のテレビの行方などについて幅広く意見交換が行われました。
系列全体として、よりよい番組制作に反映させていきたいと思います。

佐藤アナ

次に、10月24日放送の「テレメンタリー2009 憧れのトムラウシで…検証・夏山遭難8人凍死～」について、HTB番組モニター報告からご意見を紹介します。

憧れのトムラウシで…

吉田アナ

◇私自身、いつか参加しようと思っていた矢先の出来事でした。番組はインタビュー形式で、短い30分で被害者の方たちの思いが伝わってきた内容でした。
◇誰の責任とか、個人を責めず、平等な視点で番組を作っているので好感を持った。登山はたとえツアーだとしても個人が責任を持って行うものだと思う。
◇登山の初日、2日目については体力の消耗はなかったのか。自力下山した人はどうやって下りたのか。ツアー登山のどのあたりが問題なのかにも触れて欲しかった。
◇ニュースだけでは、良くわからなかったが、実際に登った人のコメントには説得力があり、低体温に至った経緯などが分かりやすく理解することができた。
◇生存者が、事故から半年もたっていないのに、よくロング・インタビューを受けてくれたなと、その勇気に感動した。今後こういうことが起きないようにとの思いからだろう。
◇各方面からいろいろな切り口で事故の検証をしていましたが、30分番組の限界なのでしょうか、突込みが足りなかったかなと不満が残りました。
といったご意見を頂きました。ありがとうございました。

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